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#マツモト日本一周 3月25〜31日

Rose&Rosaryと言うバンドのSIONさん。車中泊で日本一周に挑戦している方です。

Twitter https://twitter.com/RR_SION


東京〜京都間をバイクで移動して、ライブをこなしてまたバイクで京都〜東京の道のりを戻ってきた彼女はその一週間後、北海道の東側、釧路市にいた。
 3月24日の早朝、東京から新千歳、恵庭に向かってレンタカーを借り、その足で実家の旭川へ。用事を済ませてそのまま釧路へ走ったらしい。ほんとは旭川の仕事をするはずだったのだけど、コロナのせいで諸々滞り、日本一周が先行スタートした形になったらしい。(https://lineblog.me/rr_sion/archives/1062465837.html

 25日の朝10時。彼女は大家さんからアパートの鍵を借り、一ヶ月の釧路暮らしが始まった。

 本当に、屋根と床だけだったと、SIONさんは言った。前人が残してくれたガステーブルがあったので、とりあえず調理が出来たそうだ。
 さて、私は、漫画の中に出てきた釧路に出来た知人だ。空き家がないかとか、なかなかの無理難題を吹っかけてくる(比喩だよ。あるといいな。というフワっとした感じと、探してみる(けど多分無い)という感じ。薙ぎ払ってまで探す暇はなかった)彼女に、とりあえずポータブルの灯油ストーブとインフレータマットレスを貸した。彼女の持ってる車中泊用のシェラフとマットを組み合わせて、とりあえずの寝床が出来た。

 彼女を車に乗せて、買い出しへ。百均だとかドラッグストアだとか。
「ボクが人の助手席に乗ることは無い。」
 私に、彼女は言った。その時の私には、言葉の意味がわからなかった。
 厄介オタク認定された私。なのに、SIONさんは大抵「来ていいよ。替わりにこれやって」と、無茶振りしてくれた。

何を確認しているかと言うと、ゴミステーションの箱

オンネトーへ向かう途中。阿寒湖温泉のアイヌコタンで、夜ライトアップするから連れてってと言われ、阿寒湖温泉へ。意外と早く着きすぎて、オンネトーの方まで足を伸ばす。雌阿寒岳が見える、真っ直ぐな道路で撮影していると、彼女が「意外とあったかいぞ」と言い出して半袖の衣装で撮影。2分ほどがんばってたけど、バッと走って車に飛び込んで震えていた。
阿寒湖温泉オイナ民芸店にて。
適当に時間を潰し、夜のアイヌコタンへ。が、しかし。ライトアップどころか照明も暗い状態。私も三脚を持ってくるのを忘れていたのをこの時初めて気づく有様。あーでもない、こーでもないと言っていたら、「何してるの?」と声をかけてくる人影が。その人こそ、オイナ民芸店店主さんだった。店の照明をつけてもらい、さらには作業台にまで座らせていただいき、ありがとうございました。

オイナ民芸店での一コマ


川湯までの途中など

シラルトロ湖にて。凍った水面が珍しいかったみたい。
川湯温泉、硫黄山にて。煙の中(くさい)に凸するSIONさん。



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