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とある利用者様の想い

おはようございます。
本日、とある利用者様のお宅へ訪問してアセスメントを取ってきました。
その方は若いころに事故に遭われ、四肢麻痺状態となってしまった方です。
アセスを聞き取る中で、「これからの将来どうしたいですか?」という漠然とした問いに対して、今の安定した生活を望まれる一方で社会に何らかの役に立ちたい。という回答を頂きました。
文面ではザックリした内容となってしまうが、当人が障害を患ってから今日に至るまで国から自身に補助されてきた金額を計算し、多額のお金があてがわれている事に申し訳なさいっぱいの様子であった。
その方曰く、「ここまで世話になりっぱなしだし、何らかの形で社会に貢献したい。。。」と仰られており、色々と考えているんだなぁ。と感じました。
現状、私は五体満足の身であり、ただただ流れゆく日々を淡々と過ごしていくだけの一人に過ぎません。
状況と環境が変われば物事の捉え方は大きく変わるものだとは思いますが、前々回あたりに書いた記事【相手の立場に近付くという事】⇐(※別の方)でも触れた通り、同じ状況下におかれなければ100%の共通認識にはならない。
しかし、「○○をしよう」「○○をしたい」と具体的な目標を持ってる人には何らかの形で助けるのではなく、対等の立場で関わっていければと考えております。


訪問介護事業所 十色
代表