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#05 「無能管理者」

「会社内でこんな人がいたら」 第5弾!!

今回は無能な管理者です。

有能・無能という言葉が一時トレンドになりましたね。

無能な管理者の下で働いていることは苦痛だと思います。
しかし、無能な上司を煽ったり愚痴ったりする事は建設的ではありませんし、そもそもあなたの貴重な時間の浪費にしかなりません。

一言に無能といってもその基準は曖昧です。
本記事では、私なりの定義を元にその対処法を書きました。

どこにでも必ず存在する理由


無能な癖になぜ管理者やっているのか?

そう思わせる人物があなたの周囲にはいませんか?
「無能」と判断する基準は色々あると思いますが、本記事では、概ね職位に見合った管理能力を発揮していない人と定義してみます。

無能なのに、こういう人がなぜ会社にたくさんいるのか?
有名な理論としてピーターの法則というものがあります。

時が経つにつれて、人間はみな出世していく。
無能な平構成員は、そのまま平構成員の地位に落ち着く。
また、有能な平構成員は無能な中間管理職の地位に落ち着く。
その結果、各階層は、無能な人間で埋め尽くされる。

wikipediaより一部抜粋

つまり、管理者のレベルがその人の限界なので、無能が多い。
ということです。
出世途上の人もいるので全員がそうではありませんが、どこにでもいる理由はこれです。

それではどうやって対処すべきでしょうか?
大きく2つのルートがあります。

  1. あなたが出世して追い越す or 無能管理者を追い出す

  2. 自身の磨きをかけて外の世界に目を向ける

順を追って解説していきます。


①実態把握:慢性化してませんか?


まずは、無能な管理者があなたにどんな影響を与えているか、いくつかのパターンに分解します。

  • 放置系|業務指示がない・コミュニケーションを取ろうとしない

  • 搾取系|努力や義務を求める割に業務の成果を奪ってくる

  • 責任転嫁系|責任を取らない・押し付ける

なぜこんな事をしてくるのでしょうか?
意図的な嫌がらせの場合もあります。そういった場合は全面的な対立関係になりますが、騒ぎになり易いため解決の糸口は見つかるでしょう。(時間や労力はかかりますが)

しかし、非意図的な場合が一番厄介です。
本人に自覚がない場合、対立関係にならず、問題が表面化せず改善の傾向にもならないため事態が長期化(=慢性化)してしまいます。

そのような場合、大抵は本人がキャパオーバーで溺れながら仕事をしていることが原因です。

前項で述べた2つの対策ルートで、現状打破を検討しましょう。

②対策の検証:無能タイプ別のいなし方


無能管理者をタイプ別に分類し、大きな2つのルート別に対処方法を考えます。

あなた自身が努力しないと打破は難しい

全てにおいてハードルが高い対処法ばかりですが、そもそもあなたのほうが有能だという自尊心を保つことが大切です。
相手は「無能」であることが弱点のはずですから。

③結論:あなたが優位にあることを意識してみて


無能な管理者はどこにでもいます。
ですから、叩くことに時間を費やすのは無駄です。

今の仕事が好きであれば、そんな無能な管理者に「故意に」可愛がられることも、世渡り術として必要だと思います。

一方、今の場所から離れたいのであれば、隙だらけの無能管理者はすでにあなたに猶予を提供してくれています。
効率よく、離れる準備をすればよいのではないでしょうか。

「この人は無能」だと感じたということは、あなたは少なくともその管理者と比べて有能です。(一般社会的に通用する有能とは限りません)

ですから、無能管理者から卒業する気持ちを持ち、あなた自身が今後どうしたいかを考えるきっかけにしましょう。

そんな、心の在り方を。

無能管理者のタイプを分類しましたが、圧力的な態度を取ったり過剰な業務を振ってくる、管理を放棄したタイプもいます。
残念ながらそれはパワハラに当たるため、心の在り方では成すすべが有りません。通報、相談など第3者へ助けを求める行動を取りましょう。

◆本記事は実体験を元に制作しています
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