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K Yairi SL-MA1

購入年 2006年
値段 約12万円(新品)
カラー ビンテージサンバースト
表板 スプルース単板
側・裏板 フレイムメイプル

島村楽器とKヤイリのコラボモデルである。私の20代半ばのライブではかなり多く出番があった1本であり、今でも中古市場で6,7万円で売られているが、昔の彼女を見るような気持ちで眺めてしまう。なんせ、見た目がかなりアンティークな雰囲気で、ワタシ、少しクセが強いけどいいの?なんていう風貌である。音はというと。高音が美しく鳴るギターだった。ボディサイズが少し小さく(ドレッドノートの85%だったか)、低音がその分だけ弱いギターではあったが、後付けピックアップを装着し、ソロギターを弾きまくった。
後付けピックアップは、フィッシュマンのレアアースブレンド。確か、当時から見ていた新岡大さんというかたのマニアックなギター談義のサイトで仕入れた情報で、一級品のピックアップを付けたのである。PUのインストールをお願いした工房のおじさんは、「これなら1,000人くらいの場所でも使えるよ」と笑いながら言っていた。いや、100人の前でも弾いたことないんだけどな~と思ったが。
初めての本格的な、廉価版ではないギターだった。Kヤイリの永久保証という保証制度を利用するまでにはならなかったが、ずっと持っていても悪くなかったかな、と思えるギターその1である。

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