7月26日の日記

ゆうべは日付が変わる前に寝た。そして11時半に起きた。寝すぎ。

昼過ぎてから、顔の毛をそってもらいに行った。知らない間に担当の人が替わっていたが何か訳アリな感じだったので深く聞けなかった。新しい人は私より年下。当たり前なんだけど、とっくにそうなんだけど、自分より若い人が普通に社会人やってるんだよな。自分が社会人であるという自覚がなさすぎる。

私は正社員ではないがゆえに「社会人」扱いをされないことがある。馬鹿にされているとかではなく、言葉の意味の上で、だ。稼ぎが少ないのでよく奢ってもらうのだが(本当に周りの人たちには感謝しかない)、「社会人だからね」とみんな言う。この場合の「社会人」は「正社員」のことだ。そう言われるたびに私は「いや私も一応社会人なんですけど~w」と笑うが、心に少し引っかかるものがあるのは確かだ。とはいえ、奢ってもらっている身で何か言える立場ではないので甘んじてその言葉を受け入れるしかない。あと別にフリーターコンプレックスみたいなのはない。お金がないのはしんどいけど…。

そう、お金がないから、アルバイトを掛け持ちしようと思って事務系バイトに今日応募した。連絡待ち。応募する前に親に一応「どう思う?」と見せたら「いつまでもこういう(正社員じゃない)働き方するの?」と言われてしまった(その後、「いいんじゃない?やってみなよ」とも言ってくれたけど)。その場では「そんなことない」と返したが、その辺の意志は無である。どうなることやら、人生。

地元をうろついたついでに色々と必要なものを買った。1000円ですら出すのが惜しいの、キツいな。だからバイト掛け持ちするんだけど…。生活の要素が増えると考えることも増えるので精神的に不器用な私は慣れるまで時間がかかる。でも慣れてしまえば大丈夫…だと思いたい…。物覚えが比較的良いのがまだ救い。

今日買ったものの1つが、クッキーの型。あした、人ん家で(あたしンちみたいな字面)クッキーを作ろうということになっているからだ。だが家主はまだ現在も仕事をしている。早くても終わるのが3時らしい。会社員いやすぎるな…。がんばれとしか言えないのもなかなか歯がゆい。全員が働かなくていい社会を望む。労働から国民を解放する党(投票するとパラレルワールドに飛ばしてくれる)に清き一票を。

今の文房具屋バイトでは配達の業務がある。近隣の企業が注文してくれたものを自転車で届けに行く仕事。毎回道に迷うけど、楽しい。息をする住宅街を、風を切って走る。迷って戻る。髪がたなびく。じんわり汗をかく。訪問先でどことなく懐かしい香りを感じたりする。下町の空気をまとい切って、店に戻って下町の人々に文具を売る。良い仕事を見つけられてよかったな。

最近わりと生活が潤っていて(財布はまったく潤っていないが)、ああ、良いなあ。という感じ。「幸せだなあ」というより、「良いなあ」。こういうのが幸せなんだろうか。そうなんだろうな。維持したい。

色々考えることが多い日だったけど、「ARuFaさんのグッズ早く届かないかな」とわくわくしている方がメインの日だった。10回くらい配達状況を確認した。届いて嬉しかった。サコッシュ、意外と小さいな…と思ったけど荷物なんてどうにでもなるんだから詰めまくるぞ。Tシャツはバイト着にする。

タピオカ飲みたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?