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シャンプーバスケットを作り直してみた

 1年以上前に、浴室で使うシャンプーやら何やらを入れておく箱を3Dプリンタで作った。
 その時のレンダリング画像がこちら。

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前に作ったおしゃれなシャンプーボックス

全ての壁と底面に六角形の穴が空いていて、通気に配慮しまくった。
デザイン的にはとても気に入って使っていたのだが、1年程経って下図の矢印の辺りが壊れてしまった。

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壊れた箇所

箱を移動する際に、この辺りを持っていたためだと思う。
確かに細くて構造的には弱い。
また、六角形の弱点として、下辺の凸部(下図)に汚れが溜まることが分かった。

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汚れが溜まる・・・

汚れを溜めないために角を丸くするのは常識で、ちゃんとした食品工場の階段の角は丸くなっているものだ。

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階段を横から見た断面図

なので、今度は穴を丸くして作り直そうと思って作ったのがサムネ画像のようなもの。

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レンダリング画像

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上からの図と裏の図で分かるように、底面には水抜きの穴を作った。
もっと穴の数を多くしてもよかったかも。

で、出来上がったのがこちら。

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デザイン的には前の方が個人的には好きだったが。
まあいいや。

3Dプリンタの面白いところは、画面の中で描いてレンダリングした完成図と同じ物が実体化してくること。
実物そっくりに再現出来るほど進歩したCG技術も凄いと思うが、画面の中の物が手の中に飛び出てくるのも凄い。
つまり、3Dプリンタは物が仮想と現実を行き来する魔法の箱だ。
私は3DプリンタとVRデバイスによって仮想世界に繋がっているみたいだ。

おわり


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