ざくろちゃん、はじめまして『妊娠発覚』の感想


『フゥ〜!』と高音域の声を出すパリピサリーさんを、『TOKYO FANTASY』の円盤で、ほんの少しの時間、お見かけしたような気がする。『フゥ〜!』と楽しそうなサリーさんのテンションをイメージしやすいのが、なんだか嬉しかった。

過去に、この作品を字幕で観ているという投稿を見た記憶があった。勉強方法の発想に驚いたので、よく覚えている。当書には、『パーティ英語ばかりだったのかもしれない』と書かれていたけれど、会話を長時間繋げられること、話せること自体が、とてもすごい。楽しい方向へ工夫し学ぶ姿勢と努力を尊敬してやまない。
これから、アメリカを訪れる機会があったときは、『フゥ〜!!オーマイゴット!!』と、神の名を呼んでみたいと、ほんの少しだけ思った。

『心配するにしても、遅すぎる』この言葉を読んで、ページを戻った。帰り支度が困難になるくらいの頭痛と吐き気、体の怠さ。サリーさんではなく、さおりさんが、凄まじい2日酔いに襲われている。そこから、なかじんへの驚きや、自身の体型に触れる流れ。違和感を拾い、もし、と働く不思議なお告げには、とても驚いた。そして、サリーさんの何杯でも飲めてしまう状態は、まるで、無敵のマリオみたいだった。大好き。

何回チャレンジしても慣れない絶妙な不快感と焦りを、紙コップの『ババババ』の描写から思い出し、わっわかる!!と強めに頷いた。そして、くっきりはっきり二本線!!『オーマイゴット!!』わたしも、なぜか、一緒にオーマイゴット!!と心のなかで叫び、天井をオーッッと見上げた。できるかぎりのふさげた動きも思い浮かべながら。ふと、わたしが...と想像してみた。とても怖かった。もし、そのときが来て、不安に押し潰されそうになったときは、自分自身にも、もちろん友人にも、そっと『ざくろちゃん、はじめまして』を贈ろう。

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