ねじねじ録#9美味しいお店のお品書きを読んで

料理を口に運ぶ毎に弟さんと過ごした月日に思いを馳せるさおりさんを想像しながら1品ずつ味わっている気持ちになりました。
コース料理は順番に運ばれてくる以外の知識がない私でもセットリストに似ていると例えてもらえたら想像がしやすくなって途端に近い存在に感じました。
何品も食していて満腹なはずなのに最後にご飯が出てくるなんてって驚いたけれど全てはこのご飯が盛り上がる為に考え抜かれた順番だと今回のエッセイを読んで知ることが出来ました。

暗転した状態から、の言葉ではfafrotskiesの前座がブワッと頭の中に浮かんできて、何年も前の事なのに昨日の事のように空気感を思い出してポロンと鳴った時の高揚感が今でも忘れられないです。終演し「この曲がよかった」「演出すごかったね」って思い思いの感想を笑顔で話しながら歩くファンの姿を眺めながら帰路を急ぐのも幸せな時間です。せかおわさんと出会っていなかったらつまらなかった私の人生がせかおわさんに出会った事で、きらきらと輝いています。

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