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ごきげんな日常のしおり

 本記事は、『みすてむず いず みすきーしすてむず (3) Advent Calendar 2023』・23日目の記事です。
 自分が参加しているアドベントカレンダーは3枚目で、このコミュニティだけでアドベントカレンダーは4枚もあります。びっくり。

参考:みすてむずアドベントカレンダー一覧

 昨日はもちゃさんの『R5年データベーススペシャリスト試験に合格しました』でした。ウヒョー! 合格おめでとうございます🥳

 もちゃさんが『スペシャリストの資格』を自分の要素の一つとして捉えているのがとてもカッコいいな〜と思いました。あと自走できる力がすごい。


筆者のこと

  • たぶんグラフィックデザイナー

  • 新卒で入ったトランプ製造会社を退職済。療養中。

  • 今年の後悔はVue.jsを教えてもらったのに全く活用できていないこと

イントロ・オブ・ごきげんな日常のしおり

 自分と同じくらいの仕事や課題を抱えているのにも関わらず元気そうな人とか、ご機嫌な人っていますよね。

 あれ、羨ましいです。

 学校なんかだと特に顕著かもしれません。私なんかは仲良しと同じ授業をとっていたので、自分が鬱々としている間にも友達は「好きな作家の新刊読んだ」とか「ライブ行ってきた」とか楽しそうな活動をしていて、報告を受けてウワー! そんな余裕どこにあったの!? すごいわね! と衝撃を受けたり若干恨めしく(?)も感じたりする機会がありました。

 はてさて、精神疾患でぶっ倒れてから周囲の人や医者に休めと言われても、「休めって言われても何したらいいのよ」とよく思います。体力も無くなってるから息抜きと言ってライブに行くことも難しいし〜。

 動き続けることに慣れると、立ち止まって休む方法とか忘れちゃうな〜と思ったので、毎日できる「小さな休憩」の手段をいくつかまとめました。

 自分向けではありますが、もし必要としている人がいるのであれば、参考になれば幸いです。

 さて、ごきげんな日常のしおりと題したからには見出しと、詳細な手順があった方がよいと思ったので今回は二つの選定基準を設けて「休み」をピックアップしました。
 一つは、具体的な「動作」であること、二つ目は平日でも実践できることです。

 平日に実践できる小さな息抜きによってごきげんの貯蓄を作れたらいいな〜という算段です。

 ……とにかくずっと集中していたり、気を張っていたら疲れるわけだよワトソンくん。
 こどもがえり編はある意味上級者向けかもしれないが、ハムスター的にはここが重要なのだ。へけっ。

基本編

  • 呼吸をしてみる

  • ねころんでみる

  • ラジオ体操をしてみる

「みなさーん! 息、してますかぁ〜!?」

 集中している作業を止めるというのは大変な決断力を要しますが、このセクションでは集中モードをオフにして、「考えない」時間を意識的に作るのが目標です。

呼吸をしてみる

  1. 椅子にしっかりと座りなおす。

  2. 肩から力を抜く。

  3. 鼻から息を吸う。限界まで!

  4. 息を吸い切って1秒間待つ。

  5. ゆっくりと息を吐く(できれば2倍くらい時間をかける)。

  6. 繰り返し

「一息つく」「一息入れる」という慣用句があります。単語の正確な用法はさておき、どちらも「少しの間休む」といったニュアンスを持ちます。

 それって「一息」、つまり呼吸はお休みの……基本ってコト……!

外に出てみる

 無理にお散歩しなくても大丈夫。
 どうしても作業が気になるようであれば、さっさと戻って続きをやってしまうのも○(まる)。

 前述の「呼吸をしてみる」と繋がる部分も多いですが、人間は意外と場所や空気といったものに左右される動物です。

 気温、湿度、酸素濃度……すこし扉を開けて踏み出すだけで部屋と外の空気は大きく異なります。自分でも知覚しきれない「感覚」をいくつも持っているということを意識して、ちょっとだけ窓や玄関の扉を開けて外の空気を浴びましょう。

ラジオ体操をしてみる

【 お外に出られない方朗報! 】

全力で・丁寧にラジオ体操をするとめちゃくちゃ気持ちいいです。

動画:ラジオ体操第一

 よく息抜きといえばストレッチといいますが、ラジオ体操は内容が決まっている上に広い床面積を必要としない、思考能力低下奴にはコスパ最高の運動です。真面目にやるとバランスのよい全身運動になるので、デスクワークなんかの息抜きにぴったりです。

 音楽をしっかりと聞いてみるのも楽しいかもしれない。ラジオ体操は使っている音の数が多く、耳が楽しい音楽でもあります。

 とにかく全力でラジオ体操をやるのだ!

 物足りないなあとか思ったら、ラジオ体操第二もやってみるのもいいかもしれない。

動画:ラジオ体操第二

おとな時間編

  • 紙に名前を書いてみる

  • ちょっといいものを選ぶ

 基本を終えたら、次は息抜きのために別の行動をしてみます(もちろん一足飛びでここにきてもいいです)。

 動作に集中する、丁寧にやることを心がけるのが重要です。
 自分の動きが、現実になにか影響を及ぼしているという感覚を持つのが一番リラックスに近い気がする。自己効力感とも言う。

紙に名前を書いてみる

 紙に名前を書いてみよう。

 ぶっちゃけ内容はなんでもいいです。ほんとは聖書の内容でも、般若心経でもいいし、好きなキャラクターの名前でも構いません。

 なんでもいいけど、この動作の目的は、紙に書いてペンが紙の表面をザラザラと掻く感触を楽しむことです。結構紙ってでこぼこしているんだなあ、とか、鉛筆を使っていれば芯が削れる感触を、万年筆を使っていれば紙にインクが染み込むようすを。

 動作を楽しむのは体をたのしむということだと思い出してみよう。

ちょっといいものを選ぶ

陽の当たるランチスペース
好きなアルバム
心癒されるにゃんこの待受
300円のプリン

 極論何も買わなくても、行動しなくてもいい。

 ただ自分が『いい』と思ったものを選ぶことが重要です。

 デザートは満腹感に関わりないものだし、待受も適当な画像で構わないし、けどそういうものを「選ぶ」のは自分のアタマに焦点を当てるきっかけになります。

こどもがえり編

  • シャボン玉を吹いてみる

  • ねるねるねるねを作ってみる

 息抜きに理屈をこね回すのもそろそろ飽きてきたので、普段やっている息抜きを実践した画像付きでメモしておきます。

シャボン玉を買ってみる

「シャボン玉を自作する」のも考えたのですが、どうでもいい器とかストローを用意するのが大変なので『買う』ことが目標です。
どうでもいいものを自分のために買うというのは結構楽しい経験です。

 せっかく買ったんだから遊んでみちゃおう。フ〜〜〜!!

成人がシャボン玉で遊ぶ様子

 結構息の量と風向きを調整しないと綺麗にたくさんシャボン玉を作るのは難しい!

たくさんのシャボン玉が飛ぶ様子

 これ撮ってる間に3歳くらいの子と1歳くらいの子に絡まれました。

👶「あ゛ー! わ゛ー!」
👦「これ何色!?」
👨「虹色やな」
👦「にんじんいろ!?」
👨「虹色やな」

絡んできた子供と保護者さん

超楽しかった。

ねるねるねるねを作ってみる

 買いなさい……

(大人のねるねるねるねとかいうものも売ってたけど20~30円くらい高かったので買いませんでした。)

ねるねるねるねの内容物と水

まずはじっと作り方を眺める。

1番の粉に水を加え、よく混ぜる

真剣に作る。

二番の粉を入れる

真剣に作るのだ!!

よく混ぜると……色が変わって発泡しだした!

 あああ〜〜〜〜すごい!!色が変わったあ〜〜!〜!!!
 と共に発泡して生地が膨らんだァ〜〜〜!!すごい!!

 こいつはアントシアニンが重曹でアルカリ性だったのがクエン酸を突っ込むことで赤色に変色したんだ!!!フー!化学反応!本で読んだことあるやつだ!!すごい!!!

3番の粉はトッピングです

たべる! おいしい! おいしい!! おいしい!!!

3ばんのこな(仕上げのトッピング)もっとたくさんほしい!!!!!!!!!!

まとめ・オブ・ごきげん

この記事を通して、「楽しむって息抜きかも!!」とか「ちょっとお茶を飲むことって息抜きになるのかも!」とか思っていただけていれば幸いです。

さて今回、『ごきげんな日常のしおり』を作るにあたって、仕事・問題から意識を逸らすための「動作」であることを基準の一つに挙げました。

「動作」と限定したのは、自分の心身を扱っていることを意識するためです。

 なにかに集中するのは目的のために行動を起こすことでもありますが、その行動は自分の身体によって行われます。
 私たちの行動のなにもかもに身体というものが張り付いていることを忘れない方が、結果的に万事うまくいってお得です(頭脳労働やデスクワークが中心だと、身体性は結構忘れやすいポイントです)。

体の負担を考慮しない「過集中」は良くないのだよワトソンくん。

あとがき

 みすてむず いず みすきーしすてむず (3) Advent Calendar 2023、明日24日の担当はyutaroさんです。
 
「AWS認定合格体験談(予定)」とのことで、AWSに全くの無知である僕は理解できるのかヒヤヒヤしながら楽しみにしています。

資格記事に囲まれるごきげんな日常のしおり!


補足資料

みすてむずについて

 みすてむず いず みすきーしすてむず——通称「みすてむず」はMisskeyサーバーの一つです。IT関係者のテーマフリーMisskeyサーバーです。

 私は実はITに詳しいわけでもないのですが、技術の話で盛り上がったり、はたまたおいしいご飯の話で盛り上がったりと楽しいコミュニティです。

参考

知識と実感の齟齬について参考にしたwebページです。全て2023/12/14時点閲覧のもの。

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