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書く習慣の見直し

先日、2件のnoteイベントアーカイブを視聴した。
視聴した上での私の振り返りや自分に当てはめた考えを記録しておこうと思う。


・映画ライターSYOさん登壇、【着眼点がおもしろい!「人を動かす映画レビューの書き方」】

・いしかわゆきさん登壇、【この春こそはじめたい!「書く習慣」が身に付く1週間プログラム】


どちらも書くことをテーマにしているので、今後自分がライティングについて考えていくにあたり興味を持った。
SYOさんはおっとりとした口調で、いしかわゆきさんは溌剌とした声で、対照的でありながらもどちらも聞きやすく、もちろん内容もギュギュっと詰まっていてとても参考になった。



そもそも現在の私の書く習慣はどうかというと、あまり筆まめとは言えないような気もする。それでも〝私にライターの仕事ってどうかな〟とフワッと期待しているのは、今まで様々な書くことを自分が続けてきたからだろう。

ルーツは本を読むことが好きだったことにある。授業中に机に隠して図書室から借りてきた本を読む程には好きだった。(高校生になるとそれが漫画になっていたけど)読みながら私にもこんな文章が書けたりして、なんて夢みたりもした。

中学生頃からは日記を書くようになった。
今読むと燃やしてしまいたい衝動に駆られる程下手くそな字とよく分からない流行り言葉。「超うれCんらけろ〜⤴︎」とか書いてあるのがもうなんか、やめて!!!ってなる。だが、多感な思春期の気持ちはとても面白く、忘れ果てていることばかりだ。こんな黒歴史捨ててやる!と何度手を振り上げたか分からないが、なんだかんだ踏みとどまっている。

日記はその後も毎日ではなくポツポツと書くスタイルで続き、今では5年日記に切り替えて2年目になる。

高校生〜専門学生時代にはブログも一時期やっていたが、あまりにも黒歴史でそれに関しては抹消の選択をしてしまった。

今は手書きの日記とこの不定期なnoteとTwitterが3アカウント、それから映画を観た時にFilmarksでレビューを書いている。
それに追加で最近、自分ファイルというものを作った。
手書きでスケジュールの管理やSNSの運用、仕事についてなど思いついたことをなんでも記録するようにしている。

長く日記を続けてきたからか、自分の気持ちを整理する時には声に出すよりも文字にする方が楽で、どうにもイライラして自分の感情に飲まれそうになる時はiphoneのメモを開き、ひたすら感情をワー!!っと文字にして打ちこんだりもする。

そうやって書くことを生活の一部にしながら生きてきたので、それが仕事になったら面白いなぁという発想に繋がったのだが、今回のSYOさんのイベントを聞き、やはり仕事にするというのはプロになるということなんだな、と当たり前のことを学んだ。

その文章が載る場所によって、読んでいただくターゲットのことを考え、その方達が飲み込みやすい言葉で表現する。その映画の内容や良さを自分なりに解釈し、それを届きやすい文章にするには経験や知識が必要で、難しいことだろうと想像できた。言葉というのは選択肢が無限にあるからこそ、正解が見当たらない。

ただ、悩んで作り上げたその結果、自分の文章がその映画の素晴らしさを多くの人に伝えられたり、行動のきっかけになれた時、そこに強烈なやり甲斐も生まれるんだろうなとも思った。

一方で、いしかわゆきさんのイベントでは、自然と自分で作ってしまった〝書き続けることに対するハードル〟を取り払ってもらえる言葉が沢山あった。

いい文章を書かなきゃ、〝しっかりしたうまい文章を〟という脅迫めいた感情は、書くことが仕事ではない者にとってもnoteのような人の目に触れる場所に書く時には抱くものだろう。そんな気持ちが〝今はちょっとそんな気分じゃない〟という言い訳に変わり、noteから自分を遠ざける。
私も例外に漏れずカッコつけた文章を書きがちだ。自分らしさを出したいと気負うあまり、いつの間にか自分らしさを失ってしまう。

もっと気楽に、もっと私らしく。

力が抜けて、自分にもやれるかもという気持ちになれた。

また、いしかわゆきさんのイベントではその後1週間、書く習慣がつくプログラムを実際行われていたそうで、視聴したのが既に終わった後だったので参加できず悔やまれる。

登壇後のこちらの記事もそれ私も思ってた!という質問に答えていただいているので、とてもとてもありがたかった。



お二人のイベントでは、映画や書くことに対して〝楽しい、好き〟という感情を持ち続けて欲しいということが繋がっていた。

なんとなくポツポツとやっていた書くということ。
難しく考えないようにしながら(これが一番難しいけど)、より私らしく、興味を持って読んでいただける文章になれるよう、今年は書く習慣を今一度身につけていきたいと思う。

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