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いろいろ変化する2024年を睨む

2023年はとてつもない猛暑ですが、ChatGPTを筆頭とするAIが実務レベルに浸透するスピードが半端ない状況です。手前事ですが、6月にステージ4の癌で入院したために情報システムの業務から一旦離れて世の中で起きていることをベッド上から暇に任せて眺めることになりました。

コロナ明けは空前の人手不足

コロナが5類になってから街の人手は明らかに戻り、海外からのインバウンド需要も復調したというのが飲食業界での状況です。人手不足はコロナ前でも同じでしたが、今は外国人労働者で補えない状況なので飲食店も大手から順にDXとロボット化に手を付けるしかなくなりました。配膳ロボット、掃除ロボットを導入し、注文と会計にはモバイルオーダーや無人セルフレジが導入され珍しくもなくなってきています。飲食業に限らず運送業の2025年問題も深刻でサプライチェーンが乱れることは確実です。コロナゼロゼロ融資の返済が始まったことにより企業倒産が増えますが、倒産により生まれた人材が人手不足の業界に上手くマッチングするかは未知数です。

2024年は空前のマネーゲームの年になりそう

仕事を離れて初めて気が付いたのですが、長らく続いてデフレが本格的なインフレに移行したのが2023年で、日本のゼロ金利も終了します。日本の株価も上昇中、2024年には新NISAもスタートするので日本中が株式投資に熱狂するようになりそうです。証券会社の店頭で株式を購入していた時代と違って今はネット証券を使えば誰でも安い手数料で株式を購入できますので、私の周りでも少額の株式購入をしている話はよく聞きます。実際にネット証券で口座を開くのは簡単ではありますが、どの株式や債券、投信信託を買うのかを調べるのに時間が必要でフルタイムで働きながら出来るような気がしません。失業してもすぐに求職せず、投資や副業に力を入れる人が増えるのが2024年ではないかと思います。


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