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AIに邁進するマイクロソフト

面倒になったライセンス認証

先日、会社のWindows10のディスクトップパソコンをWindows11にアップグレードした。そうするとプリインストールされていたマイクロソフトオフィスを再度認証するようにメッセージが表示され、オンライン認証は回数制限のためNGとのこと。プロダクトキーを入力すればいいんじゃないのかと思ったが、電話を使ったライセンス認証に誘導される。
電話を使ってのライセンス認証は過去にWindwosで行ったことがあったが、その時はライセンスキーは電話機のプッシュボタンで入力出来ていたはずだったが、今回は数字だけのライセンスキーにも関わらず人間の音声で入力させられた。

微妙に面倒な音声認証とイライラする癖

まず、64ビットの数字を音声で入力する。しかし、プッシュボタンで入力していていた頃の方が絶対に早い。次に音声で8桁の数字のグループを8グループを順次音声で聞かされて、これを入力してくのだが、これが面倒。
読み上げられた8桁の数字を入れると「入力が完了したら次へと言って下さい」と言われるのだが、すぐに「次へ」と言うと反応せず、ちょうど入力するまでの時間と思われる4秒程度空けてから「次へ」と言わなければならない。また、グループごとに確認のために2度目の読み上げがあるのだが、それが「正しいですか」と聞かれて「はい」と答えると反応せず、「はい、正しいです」と言わないと「理解できません」とか言われる。このストレス満載のやり取りを30分ほど続けないとマイクロソフトオフィスが使えないのだからやりきれない。
さすがにこの認証作業をエンドユーザにさせられないので、情報システム担当者がやることになるだろうから、いやがらせにしか思えなかった。

データ収集をやらされているようだ

周りのシステム担当者と話したところ、どうにもこの仕様はマイクロソフトのAIによるサポートシステムの制度を上げるためのデータ収集をやらされているという見解が多かった。今は柔軟性がないやり取りをさせられているが今後データが蓄積されていくと、よりスムーズに進化していき、すべての電話応答がAI化されていくのだろう。
ちなみにヤマト運輸の集荷依頼もAIによる自動音声だが、マイクロソフトの方がこちらの応答に対する認識はスムーズだったと思う。

コールセンターは全部AIになる

顧客からの問い合わせの業務はコールセンターのオペレーターからチャットポッドに移行している昨今だが、社内で行うのならタイプだけで済むチャットポッドにして欲しい。


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