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Nginxサーバ設定

社内イントラネットへは10種類のWebサービスを提供しているが、その1つの社員交通費精算システムを立ち上げていたApacheWebサーバが昨年10月より勤怠の締め日にパフォーマンスが極端に低下するトラブルに見舞われている。ApacheやPHPの設定ファイルを色々いじりまわしたが改善せず年が明けてしまったので、これ以上放置できないため2台目のサーバを立ち上げることにした。どうせならトラブルに見舞われているApache以外と考えて(エンジンエックス)というWebサーバの設定を試みた。

構成はNginx+PHP7+OracleClientになる。WindowsサーバにNginxとPHPをサービスとして組み込むがWebサービスが有効にならなくて1日目が終了(泣)。サービスへの登録を一旦断念しコマンドから直接起動をするとWebサービスは起動する。Windowsサーバのセキュリティ設定でポート80を解放して今度はPHPを動かそうとするが、悪戦苦闘。結局はPHPファイルをEdgeがダウンロードしてしまう謎の症状はEdgeのキャッシュをクリアすれば直って2日目が終了する。さて3日目はOracleとの接続だ。オラクルクライアントとのバージョンがなかなか適合せず3つのバージョンのクライアントをインストールして色々試す。やっとPHP側は19でクライアント側は11という謎の組み合わせて動いたものの社員交通費精算システムの画面にはアラートの嵐で意味不明。どうやらPHPの古いバージョンで作ったデータベース接続のコマンドがすべてアラート表示されていると判ったので、それを抑止する命令をPHP.iniに入れ、文字化けも文字コードを指定してやっと解決した。
ぎりぎり勤怠締め日に間に合ったので、社内に予備サーバの案内をメールして、締め日処理が終了後にサーバへの組み込みの仕上げをしなければならない。

情報システム課の仕事は事業所からの問い合わせへの対応や社内システムのメンテナンス及び社内PCのサーポートが優先でサーバ設定に割ける時間は1日に2、3時間が限度で思うようには進まない。運用に載せるにはまだまだ時間がかかりそうだ。

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