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春、信州の山には残雪があり、田んぼには新しい命や、命の源たる水が注がれてこれからの準備をし始めます。 この日はスッコーンと晴れ渡ってとても気持ちの良かった記憶があります。これは5月だったかな、標高が高いからか、日差しはチリチリと熱くなり始める季節。でも、びゅうっと風が吹くとまだちょっと寒い季節。 横浜出身の僕からしたら、長野ってやっぱり雪国だなって感じたひとときでした。
夏から秋に移ろう幕間の数日間、関西は雨でした。 3日間くらい経ったある日の夕方、雨が止んだ空を見上げると、秋の風が雨雲をさ〜っと流していくかのよう。それまであったジメジメ感を、強い風が爽やかにしていくのはまさに爽快。 晴天のとき、綺麗な夕暮れ空を見ているとセンチメンタルな気分を味わえます。他には「ありがとう」のような気持ちも湧いてくるかな。「地球ってすごいな、そんなとこに僕は住んでいるだな」というなにか偉大なものに対する感謝。 そして、雨雲と夕暮れが織りなす「それ」もま