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妄想紙[vol.3] つながり ONLINE

毎年福岡からアトリエタイムに来てくれる方がいる。今年のオンライン・ゼミにも来てくださって、こんな状況でも一年ぶりにお会いできたのが嬉しかった。でも、まだ一度もリアルで会ったことがないゼミ生とも毎週顔を合わせている。その子の顔や声は知っているけれど、身長もファッションも、キャンパスですれ違った時どんな雰囲気をまとっているのかも、知らない。その状態が少し寂しい。オンラインで会えて嬉しい相手がいる一方で、リアルで会えないと寂しい相手もいる。そんな私は、オンラインの方が良いとか悪いとか、はっきりとは言えない。今回の妄想紙のテーマは「つながりONLINE」。つながりがオンラインだけになった日々に、keep connectedについて妄想を膨らませてみた。(なつ)

□ つながりと没入感 / natsu

オンラインでの生活の中で、zoom飲み会と実際に会って談笑するのは違うと感じたnatsu。だが、ある夜にゼミ生と二人でzoomで会ったとき、相手が自分の目の前にいるという感覚があったという。だが、そのあとには同じゼミ生とzoomをしても、他の人としても、同じ感覚を味わえたことは一度もない。意識がオフラインとオンラインとを行き来する。それはなぜ起きたのだろうか。

□ Commonの時間 / いずみ

他人を意識した「他人モード」の時間と、運動したり読書をしたりテレビを見たりという「自分モード」の時間。本に書かれていたこのキーワードが今の生活でしっくりくると感じたいずみ。だが、オンラインイベントのクルミドの朝モヤに参加したとき、その2つの言葉に違和感を感じたそう。Commonというキーワードをもとに、時間について考えてみる。

□ つながりを大切に / mika

現在の状況になる以前、ネットのつながりで、心のつながりは生まれないと思っていたmika。だが、オンラインでの生活をするにつれ、「出会い方」に優劣がないと思い始めた。オンラインだからこそ、遠くにいる人、忙しい人、そんな人に会える。

□オンライン・ゼミをめぐる「始まりの記憶」/Takeru Nagaoka

ゼミの活動をオンライン化するにあたって、instrumentalな学習観からかけ離れた活動スタイルを持つ長岡研究室が、それを受け入れるべきなのか悩んだというTakeru Nagaoka。結論を出すまでの複雑なプロセスと、オンライン・ゼミの「始まりの記憶」を振り返る。

□編集後記

「プライベートで人と会うのはいつぶり?」
久しぶりに会った友人とそんな話をした。googleカレンダーを確認すると実に4ヶ月ぶり。それでも人と会っていないという感覚はなかった。毎日仕事でオンライン通話をし、チャットでやりとりもする。普段会えない距離にいる友人ともオンラインで会った。さて、ここで面白いことに気づく。対面で「会っていない」のに、私たちはオンラインで「会っている」のだ。コロナ前で「会う」と言えば、「対面で会う」ことを指すことが多かっただろう。通話は「電話した」だ。だが、最近は「オンラインで会った」という言葉の使い方をよく目にする。もしかしたら他にも変化したことはあるのかもしれない。きっとそれは未来のスタイルを考えるヒントになるだろう。この数ヶ月で何が変化し、何が変化していないのか。今一度、自身や他の人の文章をみながら考えてみようと思う。(kurino)

[Chief Editor] 長岡健
[Editor] 栗野紗也華, 西山なつ美
[illustrator]高村南美

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