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PMF、ゲルギでグレイトほか

昨日はPMFへ。今年はサントリーホールが改修中なのでサマーミューザの一環としてミューザ川崎で開催。ゲルギエフ指揮で、タンホイザー序曲、ブルッフのコンチェルト、グレイトという生で聴くとかなり楽しげなプログラム。PMFはオケの性質上一生懸命に演奏してくれるから好き。ゲルギも仲間うちではあまり評判よくないんだけど、個人的には好きなんですよね。一期一会な演奏。

タンホイザー序曲は予想以上に弦セクションに気合いが入っててワーグナーの心地よいうねうね感がよく出てた。

ブルッフはソリスト氏がかなりピンと来なかったなあ。ところどころで急にテンポ落としてロマンティック出してくるんだけどどうも説得力なく、全体的に音が細すぎて厚みにかけるし。あとこれは偏見だけど、この曲はやはり女性が弾いた方が良い雰囲気出せる気がする。オケは分厚い音出してて好印象だったけど。

暑いので休憩中の水分補給は欠かせない。

で、メインのグレイトは楽しい演奏だった。ゲルギのテンポの揺らし方がかなり大げさで途中何度か思わずニヤッとしてしまったり。最後はあっさりとまだ続きがあるような雰囲気で、すーっと終わって。会場の拍手が一瞬遅れた。

9月からはサントリーホールが復活するからミューザに来る機会もぐんと減りそう。その分川崎競馬場にでも足を運ぶかなあw

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