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上諏訪の夜(24年8月13日)

露天風呂から上がり、部屋でしばし休憩後、夕飯を食べに出た。すぐ近くのお店、多国籍バルGadogadoに入った。店内はほぼ満席だったのでカウンター席に通された。品数豊富なメニュー表から迷わずレバニラ定食を注文した。

料理が出てくるまでに時間がかかったが、ボリューム満点で美味しかった。特にスープが好きな味で体も温まった。これで850円は安い。ケアンズではほとんど外食をしなかったが、価格1/3の感覚。

支払いを終え、ご馳走様といって店をでる際、店の人から「8時半から花火が始まるので見ていかれたらどうですか」と言われた。あと20分ほどだし、食後の散歩をかねて、湖畔のジョギングコースを花火会場に向かって歩いた。風が気持ちよかった。

会場近くにアルミ椅子が沢山置かれていたので、そこに座って開始を待った。家族連れやカップルも座っている。

よく通る女性のアナウンスで開会が告げられ、花火が夜空に打ち上げられた。間近で花火を観るのは数年前の長岡以来だ。後の子供達が「おお、すごい!、すごい!」と歓声を上げている。

低い花火と高く大きな花火を織り交ぜながら、10分ほどで打ち上げは終了。

スピーカーから「皆さん、花火師の方々に大きな声でありがとうを言いましょう」という声が流れてきて、後の子供達が「ありがと〜!」「ありがとう!」と大きな声でお礼を言っていた。するとそれに応えるかのように最後の花火が数発高らかに打ち上げられ上空で鮮やかに弾け、拍手とともに闇に消えていった。花火の余韻と湖面からの夜風がとても心地良かった。

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