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ひとり情シスしてます。

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最近の記事

GWSのReportsAPIを使ってmeetの通話時間をミーティング別で可視化してみた

少し前に社内のミーティングの可視化をしてみよう、という案件が出てきたので、GWSのReportsAPIなるものを使ってmeetの可視化をしてみました。という作業のメモ。 Google meetのデータを取得するmeetの情報を取れるかは公式ドキュメント等を参考に進めました。 GASを書く 取りたい内容のメインは、ユーザー別のmeetの通話時間。適当なスプレッドシートを準備しGASを作ります。 次にスクリプトエディタの「サービス」メニュー右の「+」をクリックして、表示さ

    • 年度末なのでひとり情シスとしての1年間を振り返る

      いまの会社にひとり情シスとして入社してから1年経ちました。12月にアドベントカレンダーで振り返ったばかりですが、1年という区切りなので改めてこれまでやってきたことを振り返ってみます。 整理系情報整理、フロー整理など。 調達先の調整 PCや一部ライセンスの調達に代理店を挟み、コストを下げました。MacはABM、WindnowsはIntune登録も代理店にやってもらうことで展開も楽になりました。 グループウェアの整理 グループウェアの権限管理があってないようなものだった

      • ロジックアプリでAzureのコストを毎日Slackに通知する

        Sentinelの運用を始めてから、知らないうちにコストが跳ね上がったりしないかと心配なのでコストアラートを設定し、その上で毎日Azureのコストを目視で確認していました。 ある程度続けた後、自動化したいなあと思い色々調べたところ、「Cost Management API」なるものがある事を知ったので、それを利用してコストを自動通知できるように設定してみました。 実装内容についてどういった内容で実装したか、要件をざっくり書いておきます。 実装方法と通知方法 最初はGA

        • YubiKeyで多要素認証してみた

          YubiKey。存在は知っていたものの、これまで触る機会が全くありませんでした。最近セキュリティについて考えを巡らせることが多くなってきたので、後学のためにYubiKeyを買って軽く触ってみました。 YubiKeyのセットアップ今回はYubiKeyでは一番安価な「Security Key NFC」を購入しました。安価と言っても5000円強しますが。。。デバイスはM3MBP、ブラウザはChromeで検証します。 YubiKey Managerをインストールして眺める Yu

        GWSのReportsAPIを使ってmeetの通話時間をミーティング別で可視化してみた

          Jamf Proの設定についてわかっていることの棚卸し

          Jamf Proを触り始めてそろそろ1年が経ちます。といっても自分でイチから環境を構築したことはなく、業務委託のつよつよ情シスの方が構築した環境を引き継ぐ形で運用しているだけです。 そんな中で初めてJmugに参加して他社事例などについて話を聞いてみて、まだまだ自分が知らないことがあるなあと実感し、逆に今知っていることは何なのかが分かっていないことに気がついたので、メモレベルですが棚卸ししてみることにしました。 Jamf Proを初めて触ったときの自分の状況は下記の通りです

          Jamf Proの設定についてわかっていることの棚卸し

          AndroidデバイスをIntuneで管理できるようにイチから設定する

          会社で貸与しているガラケーをAndroidスマホに変更することにしました。Intune環境があるので、MDMにはIntuneを利用します。 AndroidのIntuneの設定は初めてなので、色々試しながら設定を入れてみました。 検討段階のはなしGWSでの管理はあきらめた Intuneで管理すると決める前に色々調べていた段階で、GWSでもAndroidのデバイス管理ができるらしいということを知りました。 基本管理と詳細管理の2パターンがあるらしいのですが、詳細管理につい

          AndroidデバイスをIntuneで管理できるようにイチから設定する

          Keeperのパーソナルプランを試してみる

          Keeperといえばパスワードマネージャーでも有名だと思います。市場を眺めていると、1PasswordかKeeperの2択かなという印象ですが、自分の周りではKeeper推しが多いと感じています。 そんな中でいずれ会社でパスワードマネージャーを導入するならKeeperかなと考えているのですが、そもそもKeeperってどんなのだろう?と気になったのでパーソナルプランで試してみることにしました。 オンボーディングアカウントを作成する まずアカウント作成を行います。アカウント

          Keeperのパーソナルプランを試してみる

          Microsoft Defender for cloud Apps(MDA)を触ってみる

          自社環境でMicrosoft Defender for cloud Apps(MDA)が使えたので、今後必要になったときにすぐ使えるよう色々触ってみましたメモ。 必要ライセンスについて2024年1月時点では、MDAは下記のプランで利用可能です。自社環境ではEMSのE5のライセンスがあるので利用可能でした。 Microsoft 365 E5 E5 Security E5 Compliance F5 Security F5 Compliance F5 Sec+C

          Microsoft Defender for cloud Apps(MDA)を触ってみる

          Slackの外部連携ルールについて考える

          会社でSlackをメインのコミュニケーションツールとしているのですが、まだまだ運用歴が浅く仕様の把握ができていない部分もあります。最近だと外部連携の部分で課題感を感じることがあり、 Enterprise Grid以外のプランだと、無料アカウントとコネクトで連携できないことを知らなかった ゲストとして招待するか、Slackコネクトで連携するかの基準をユーザー向けに明確にできていなかった Slackコネクトの承認時、相手のワークスペースにおいてチャンネルがパブリックなのかプ

          Slackの外部連携ルールについて考える

          JamfProでデバイス情報を取得して Lookerで可視化する

          会社からユーザーへ貸与している全てのMacはJamfProで管理できる状態にしています。ただ、管理下にあっても定期的な状態確認を行っていなかったので、これを行っていくことにしました。 定期的に確認を行う場合、管理画面へログインしてデバイスを一つ一つ確認していくのは現実的ではありません。確認したい項目だけを俯瞰して確認できるのがベストです。 そこで、JamfProのAPIを使って必要な情報だけを取得してまとめたダッシュボードを作ることにしました。 JamfProのAPIに

          JamfProでデバイス情報を取得して Lookerで可視化する

          MicrosoftSentinelでGoogleWorkspaceのログを取得する

          GoogleDriveのログを長期間保存したいという要件が出てきたので、要件を満たすついでに以前から試してみたかったMicrosoft Sentinel(以下、Sentinel)を触ってみました。 有効化からGoogle Workspace(以下、GWS)のログを取得するところまでやっていきます。 Sentinelを有効化する手順は下記公式ページを参照して行います。有効化に関してはサービスからSentinelを探して数クリックするだけで難しいところは無いので割愛します。

          MicrosoftSentinelでGoogleWorkspaceのログを取得する

          スタートアップの一人目の情シスとしてやってきたこと

          この記事は【ドクターメイトAdvent Calendar 2023】の13日目の記事です。25日までの折返し地点ですね。ドクターメイト株式会社で情シスをしている吉成が書きます。 ドクターメイトの一人目の情シスとしてジョインし、9ヶ月ほど経ちました。よい機会なので、これまで何を思ってどんなことをしてきたかについて書きます。 あと文字ばっかりだと寂しいので、AI生成した猫の画像を適当に貼ります。 自分について経歴 経歴としてはざっくり、インフラエンジニア→WEBコーダー→

          スタートアップの一人目の情シスとしてやってきたこと

          MDEの状況をMicrosoft Graph APIで取得してLooker Studioで可視化する

          ウイルス対策としてMicrosoft Defender for Endpoint(MDE)をMacにインストールしているのですが、定期的な状態チェックができていませんでした。 放っておいても定義ファイルは自動的にアップデートされていくし基本問題ないとは思うのですが、実は定義が古いデバイスがありました、なんてことが起こっていないとも限らないので、最低限の内容をサクッとチェックできる体制を整えることにしました。 最低限チェックしたい内容を検討する毎日チェックして隅々まで監視す

          MDEの状況をMicrosoft Graph APIで取得してLooker Studioで可視化する

          NudgeをJamfProで配布してユーザーにMacのOSアップデートをしてもらう

          macOS14が出たとき、自社ユーザーに貸与しているMacのバージョン管理が抜けていた事に気付きました。JamfProの管理画面で管理下にある端末の状態を確認したら、まだmacOS11とか12のままの人がチラホラ。 脆弱性などの問題やUIの違いによって一貫したサポートができなくなると嫌なので、一定のバージョン以下のMacはアップデートを促すようにしたいなあと思ったとき、Nudgeというツールを教えてもらったので設定してみました。 NudgeについてNudgeはmacOSの

          NudgeをJamfProで配布してユーザーにMacのOSアップデートをしてもらう

          SPFレコードのルックアップ回数をなんとかする

          会社のドメインのDNSレコードを弄る機会があり、ついでに正常性をチェックしてみたらSPFレコードのルックアップ回数が多すぎると怒られたので、整理してエラーを取り除きました。 DNSはたまーに触る機会があるくらいで、しかもこれまではSPFレコードで引っかかった事がなかったので、またやるときに備えてメモしておきます。 SPFレコード周りで怒られるGoogle Admin Toolbox Check MXで自社ドメインをチェックしたところ、SPFレコードの部分でエラーが表示され

          SPFレコードのルックアップ回数をなんとかする