見出し画像

上昇したものの、1ヶ月前とほとんど変わらず|投資記録(41週目)

こんにちは、たぬきです。今週(8月17日〜20日)はTDOCが+19.15%、FSLYが+11.02%、CRWDが+10.64%と戻し、先週比+7.66%と上昇しました。しかし、保有銘柄が高値を更新した今月の第1週目と比較するとYHには遠いです。

かれこれ1ヶ月ほど上がったり下がったりするものの、7月末とほとんど資産額は変わりません。しばらくはこんな感じかなあと思いつつ、Twitterでフォローしている方々のリターンを見ると、自分のショボさを痛感します。

保有銘柄・取引

8月18日に株価を戻しつつあったCRWDとTDOCを、良い決算であったと判断したSTNEを少しずつ買い増ししました。また、8月21日にコロナの影響を受けてとてつもない成長率を叩き出したRKTも買いました。セカンダリーIPOであり短期的な値動きが読めないことや、コロナがこれから沈静化していくと思われる中で高い成長率を維持することは難しいのではと考えており、短期的な保有になりそうです。とりあえず様子を見るため、小さなポジションでインしました。

今週はROKUが軟調であったことに対して、CRWDは買い増ししたことと先週比+10.64%と上昇したことにより、保有割合が一位になりました。また、今週でTDOCとSTNEの含み損は解消され、FSLYのみ-5.89%となっています。CRWD、DDOG、SQ以外はほとんど含み益も出ていないのですが…。

画像1

Livongo売却のふりかえり

8月6日、LivongoとTeladocの合併ニュースを受けて、ポートフォリオの約40%を占めていたLivongoを売却しました。大きく下落していたLivongoですが、昨日ついに$140台まで戻し、私の売却価格を上回りました。Livongoの売却資金で購入した銘柄はほとんど含み益がのっていませんので、Livongoを売却しなかった場合とした場合を比較すると、結果的に売却しなかった場合の方がパフォーマンスが良かったことになります。

これは必ずしも「Livongoの全株売却は誤っていた」という結論とはイコールではないのですが、Livongoの売却資金による購入判断は何にもしないという判断よりリターンが悪かったのは事実です。リターンが伸びなかった理由としては、先週の記事で書いた、高値圏からの下落の中で一気に買ってしまったことが一番と考えています。

では、”今なら”、LivongoとTeladocの合併が発表された際に、どのような判断を取るでしょうか。

私はやはり同じく売却するのではないかと思うのです。保有銘柄が買収されるという初めてのケースであり市場がどのように反応するかまったく分からなかったこと、すでに+180%程度の含み益が出ていたこと、保有銘柄そのものはなくなってしまう(新しい会社になる)ことなどが理由として挙げられます。今回はすぐに株価を戻しましたが、売却時には戻す保証もなく、失望売りが続く可能性もありました。もちろんQ2の決算はとても良く上昇していく可能性もあったわけですが、限られた経験の中でリスクを最小限に抑えるためには、これらの理由で売却したことは当時の最善の判断であったと考えます。

一方で、Livongoを売却した翌日、合併のニュースへの動揺が整理できない状況であったにも関わらず、焦ってLivongoの売却資金で買い付けてしまったことは大きな反省です。フルインベストの状態がいくら心地よいとは言え、多くのグロース銘柄が調整していたタイミングでもありましたし、慌てる理由はひとつもありませんでした。ポジポジ病はなかなか治らない習慣です。買おうかなと思ったときは1日2日待ってみる、少し相場から離れてみるということで冷静になることをルール付けたいと思います。

気になるニュースの備忘録

①Cash Appのペイデイローン
最近SQを淡々と売却しているArkですが、"Cash App is likely to disrupt and seize the traditional payday loan market in the absence of a competitive response. "と。

②ROKUのCFOインタビュー
ROKUのCFO・Steve Loudenのインタビュー記事。気になる点は以下のとおり。

①PeacockやHBO Maxなどの新しいストリーミングサービスとの連携は一番目でなくても良い。win-winの関係を築くことを重視。
②国際展開については、アクティブアカウントを増やす→スケール構築→エンゲージメント向上→マネタイズの流れ。現在はスケール構築の段階。
③イギリスとカナダでのプレイヤー売上は2倍以上の成長。ブラジルとメキシコへも展開中。
④ホリデーシーズンに小売業がどれだけ営業できるか不明であること、TV広告費が大幅に減少していることから、来期のガイダンスは未提示。

③Nielsenのストリーミングサービスに関する調査
気になる点は以下のとおり。

①TV視聴時間は1年前の3時間53分から3時間43分へ減少した
②TV視聴時間の19%はストリーミングサービスが占める
③Q2のストリーミング視聴時間は25%増加した
④有料TV加入率は78.1%から76.3%へ減少、ストリーミング加入率は70%から74%へ増加した
⑤77%がCTVを保有している

④DDOGがFedRAMP取得中
DatadogのFedRAMP(米国政府機関におけるクラウドセキュリティ認証制度)が"In Process"のステータスへ変更。①Partnership Establishment、②Full Security Assessment、③Authorization Process、④ConMon(Continuous Monitoring)の③に当たると思われる。認証されると米国政府機関がDatadogの製品を使用できるようになる。

⑤ROKUの決算レビュー
Beth Kindigさんによる記事。広告費が削減され、他社が業績を落としている中で売上は+42.4%と成長。一方で、売上マルチプルは10.9倍と魅力的なバリエーションで取引されていると。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?