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先週からほとんど動かない1週間でした|投資記録(40週目)

こんにちは、たぬきです。今週(8月10日〜14日)は月曜日に下げたものの、木曜日に上昇し、先週比では-1.29%とほとんど動きませんでした。米国での追加経済対策の決着がつかず、大統領選も2ヶ月半後と近づいているため、しばらく軟調が続きそうです。こんなときは日々の値動きに一喜一憂することなく、気長に構えて保有銘柄への投資理由や決算内容を見直していきたいものです。

保有銘柄・取引

今週は取引はありませんでしたが、Salesforceによる買収の噂が流れたDDOGが+7.92%と上昇し、FSLYが-3.14%と下落したため、ポートフォリオに占める割合が変わりました。

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保有銘柄のうち含み損を抱えている銘柄は、FSLY(-14.88%)、TDOC(-13.49%)、API(-9.54%)、STNE(-2.35%)となっています。FSLYは決算後に、TDOCはLVGOとの合併発表後に大きく下げたタイミングで買いましたが、そこからさらに下落しました。どちらも今後の長期的な成長を期待している銘柄ですので、損切りをする予定はありませんが、今回の買い方には反省しています。

リターンを大きく伸ばすためには、3月のような大きな下落時にはある程度まとまったポジションを買う必要があるようです。どこまで下がるか、2番底が来るのか見えない恐怖感がある中で買い向かう。例えば、Livongoは上昇の兆しが見えた4月前半に買ったポジションは+300%、DDOGは+100%以上を達成しました。しかし、どちらも下落への不安感から十分な数を買えていませんでした。

一方で、高値圏で調整が来た時は、どこまで下落するか分からず、そのまま下落トレンドに入ってしまう可能性もあるため、少しずつ買っていくことが必要そうです。これまで上昇してきたからきっと上がるだろうという期待感から、一気にまとまったポジションを買わない。先週、FSLYとTDOCはある程度の金額を一気に買ってしまいましたが、ずるずる下げて含み損が広がっています。

つまり恐怖心があるときは大胆に買い向かい、楽観しているときは慎重に買っていくということ。次の暴落ではもう少し上手く立ち回れるように。

気になるニュースの備忘録

①StoneCoのQ2決算が発表
売上高は昨年比+13.9%のR$667.4M、TPVは昨年比+27.9%のR$38.1B、アクティブ顧客数は昨年比+48.6%の519.4 Kでした。コロナの影響により、TPVのYoY成長率は4月に+9.1%まで減少したものの、5月+19.8%、6月+33.9%、7月+42.4%まで戻しました。向かい風の環境ながら着実な成長を遂げています。同日にSMB向けソフトウェアを開発するLINXの買収も発表。

②Cash Appで$200までのローンサービス
SqaureがCash Appで$200までのローンサービスを1,000人のユーザーを対象に試験中。金額はたかだか$200ですが、米国のペイデイローン市場規模は$27Bと大きく、他の高利貸しと比較し、より安く良心的な代替案であるとのこと。Cash Appの成長に期待です。

③LivongoとTeladocの合併
Richard ChuさんによるLivongoとTeladocの合併に関する記事。両社が目指していた予防医療から治療まで包括的なサービスを、相互の顧客へ提供できると。来週にも相互の顧客に対するクロスセルを開始するという情報も見ましたので、Q3の決算では何かしらの変化を見られるかもしれません。

④Datadogが5つの新機能を開始
8月11日にApplication Marketplace、Compliance Monitoring、Error Tracking、Incident Management、Continuous Profilerをローンチ。Salesforceによる買収の噂がありますが、Datadog単体での成長を見たいところです。

⑤SaaSの40%ルール
40%ルールを満たしているSaaS銘柄はADBE、VEEV、ZM、DDOG、CRWD、FSLY。CRWDは9月2日に決算発表がありますが、40%ルールをクリアできるか注目です。

最後に

3月からの上昇はあまりに順調でした。だからこそ、今回のダラダラと下げていく先週や今週の値動きにはヤキモキするのですが、相場の流れに身を任せるということも必要で、大きな流れに逆らうからこそストレスを感じるわけです。まずこういう相場なんだと受け入れる。そうして取りうる選択肢は、買う、保有する、売るという3つのみです。いま現在のポジションに不安や心配を感じるのであれば、ポジションを減らしたり売ってしまうのも良いかもしれません。

私の場合はAPIを除く保有銘柄については、comfortableな状態であり、含み損を抱えたり下落しても気にしません。いや、もちろん株価も気になるし下落すれば凹むわけですが、保有していないよりも心地よい状態であるというのが正しいです。APIは米国と中国双方での規制リスクを懸念して、8月17日の決算発表後に売却するつもりです。

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