大学時代の友人

大学時代の友人にこのnoteを見てもらうことにした。

高校生くらいから、ライブドアブログやらアメブロやらはてなブログやら
様々な媒体でブログを書いてきて、そのほとんどで挫折した経験が僕にはある。

僕は知人や友人にあまりブログを教えない。
プライベートで親交のある人に自分の心の内を書きなぐった文章を見てもらいたいとは思わない。むしろ僕のことをよく知らない不特定多数の方に見てもらえる方が気が楽だと感じる。


にもかかわらず、その友人には何故か読んでもらいたくなるので、ブログなどをやり出すとだいたい彼に教えている。

僕の自己承認欲求の矛先が、彼なのだ。



そんな友人から電話が来た。
他愛のない話だったのだが、ちょうどその時僕は便座で用を足していた。

そのことを伝えると彼は明らかに電話口でニヤけていることが分かるくらいの声で
「ぼく、大便する時スマホをトイレに持って行くんですけど、それが奥さんにバレて、最近はぼくがトイレに行くときにスマホを持っていないかチェックされるようになりました」

と言った。

面白い話だなと思った。

彼が催してトイレに向かう時に、スマホを持っていないかどうかを
逐一衛生面を考えている奥さんの検問を通過しなければならないという事実がもうただ面白い。
僕の脳内ではこういうイメージで再生された。

「はい、止まってください」
「お兄さんこれからトイレ?」
「スマホ持ってないかちょっと確認させてくれる?」



それだけでも面白いのに、最近は奥さんが先回りをしていて、
どこぞでもらってきただか、家に届いただか分からないが、無料で配布されているような薄いフリーペーパーに『◯◯くん用』と彼の名前を書き、それを大便時に手渡してくるようになったそうだ。


「大便の時はこれを読め」と。


彼の奥さんがそれを誰かを笑わせるつもりがなくやっているのなら、天性の才能があると思う。




つまり僕がここで言いたい話をまとめると、
「皆さんは大便をする時、どうやってその時間を過ごしていますか?」ということだ。



この話をブログのネタにすることを快諾してくれた友人は、関西のとある県の県庁で働いている。
コロナをきっかけに働き方がガラッと変わったそうだ。


彼は、毎年ミカンを送ってくれる。今年はまだ来ていない。




本当はこの話を別のネタの前置きとして使わせてもらおうかと思ったのだが、あまりにも僕の中で構成がしっかり出来上がってしまったので、友人の話だけで一本書いてしまった。

そのうち彼も触発されて、ブログを書き始めるだろう。
楽しみである。

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