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やる気はあるけど勉強ができないあなたへ(私へ)

(勉強しなくちゃ。でも何をしたらいいのかわからない。そうだ、先生に聞きに行こう)

「まずは教科書を読むことから始めようか」

こんなふうに言われて、教科書を読もうとしたけれど、すぐに眠くなる。嫌になる。

こんな経験はありませんか? 私はしょっちゅうです。

やる気がないわけじゃない。むしろやる気満々だった。けど、いざ勉強を始めたら、その熱い気持ちは嘘のように、すぐにしぼんでしまう。

今回は、そんなあなた(そして私)のために、どうすれば勉強が続けられるのか、わかりやすく説明します。意外な視点を提供できるかもしれません。

勉強をしていてイヤになったり集中力が落ちたりするのは、たいてい(わからない…)時ですよね。

わからないことをわかるようにするのが勉強なのに、わからないとやる気を失うのはあなただけではありません。少なくとも私はそうです。えっ、もしかして私だけですか? そんなことないですよね? ね?

授業を聞いていても同じですよね。ある瞬間に集中力が途切れて、それ以降は何も頭に入ってこなくなる。これも別に、あなただけではありません。むしろ、それが普通だと言ってもいいかも。

「けど、ちゃんとできている人もいるじゃないか!」

そんな反論が聞こえてきそうです。そうなんですよ。できてる人はできてるんですよね。賢い人たちはできている。

では、彼らはなぜできているのか。私は予備校で賢い人たちをたくさん見てきたことで、彼らの「秘密」を知ることに成功しました。

賢い人たちはなぜ勉強が得意なのか?

ひとことで言うと、賢い人は自分が馬鹿だと自覚しているのです。

賢い人は自分が馬鹿だと自覚しているから、一度読んでわからないことは何度も何度も読み直します。それでもわからないことは、辞書や他の本を参照します。

賢い人は自分が馬鹿だと自覚しているから、頭の中だけで考えません。忘れそうなことは忘れないようにメモをとり、自分なりの「まとめ」を書きます。

賢い人は自分が馬鹿だと自覚しているから、何度も何度も復習します。一度できたことでも忘れてしまうのが怖いので、何度も何度もやり直します。

まとめます。

勉強が得意になりたかったら、まずは自分が馬鹿だと認めることが重要です。

馬鹿だから、すぐにわかるなんて思わない。

馬鹿だから、わからないことは調べる。

馬鹿だから、忘れそうことはメモる。

馬鹿だから、忘れないように反復練習する。

さあ皆さん、今から自分が馬鹿だと認めましょう。馬鹿になりましょう!

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大手予備校英語科講師であり『世界が広がる英文読解』や『英文法基礎10題ドリル』などの著者でもある田中…

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