留学中の鬱について
ちょうど3週間ほど前の11月の終わりから12月の一週目にかけて鬱と言っていいのかわからないのですが、強烈に気分が落ちて何もできない時期がありました。順調に友達もできて楽しい期間を過ごして満足のいってた直後に軽い鬱期間へ。始まったタイミングを明確に覚えています。
仲のいい韓国人と11月の最終週に、テスト勉強も兼ねて2人で昼食食べてから大学のカフェに勉強に行った日のこと。天気も快晴続きだった夏から打って変わって寒くて晴れの少ない冬になりつつあり、そもそもの気分がそこまで良くなかったのですが、そこに追い討ちをかけるように2人で後何回会えるかの話が始まりました。そして数えた結果あと2回しか会えないことがわかり、他の友達とも会える回数を数えた結果ほぼ全ての友達と後数回しかと会えないと分かった時、その後に待ち受けるテストと友達との別れに耐えられなくなりなにもかもがどうでもよくなってしまいました。ほぼ全ての友達が12月末で帰ってしまい友達がほぼゼロの状態で1月はボローニャでテストも終わって暇。そんな未来が待ち受けていることに絶望して気分がとんでもなく落ちてしまい、日本の友達に電話したりしてなんとかメンタルを保ってたのですが毎日泣きそうになってました(泣かなかった、最後に泣いたのはキエッロとディバラのユーヴェラストゲーム)。自分は覚えてないのですが、1人で友達もいなく暇してるならコロナにでもなって寝込んで必死に生きてた方がやることあるしましとか言ってたらしい。限界。
実際に12月22日現在、親友のハンガリー人は帰ったし仲良かった韓国人も帰る前の長期旅行に行って明日ミュンヘンで会って最後、こんな感じでどんどん別れが始まっていってます。
ではどうやって回復したのか。
まず一つ目は旅行。まあこんなもの誰でも思い浮かびますね。ただどっかに行くだけ。楽しいし確実にやることがあります。まあ留学の一つの楽しみでもあったので楽しめてます。今現在もライプツィヒ→バイエルンの誰もいない深夜電車の中で書いてます。
二つ目は勉強。一回留学に来た意味を見直す。自分の場合、言語のために留学に来たわけではないが言語の勉強はやはり大切。イタリア語だけじゃなくて英語も見直して勉強し直す。英語の勉強って実は話したり授業を英語で受けてる以外は全くしていなくて語彙とか怪しい文法とかの確認の成果を2週間弱でも感じています。
基本的にこの二つが簡単にできるし貴重な経験を得られるし1番自分の力になるしいいのかなあと思います。自分が鬱から回復して来てた時はずっと勉強してました。
自分の場合は、仲のいい4人組で唯一次の学期も残る友達がいてその子に本当に助けられてます。その子は家がボローニャの隣町にあって遠く、小さく学生も少ない街なので、最近は自分家によく泊まっているのですが、あいにく女の子で彼氏もいて、私にも彼女がいるので、私のベットは彼女が使って私はソファで凍えながら夜を過ごしてます(レディーファーストと年功序列)。それでも全然いいくらい彼女に助けられてるし、めちゃくちゃ学があるのに破天荒な人間なので一緒にいて楽しいし本当に助けられてます。
また2人でバーに行って軽く飯食ってたら隣の人に話しかけられて、その人がたまたまレストランを経営しててそこに連れてってもらって奢ってもらったり、他の日も学生に話しかけられて3人で飯に行ったりバーでの出会いも沢山ありました。自分は友達と行きましたが1人で行って適当に周りの人に話しかけるってのもいい手だと思います。1週間とかでで3人くらい知り合いが増えました。
なんか参考にならなかったかもしれませんが、友達1人しか残らないやつでもそいつと仲良くして勉強して旅行してれば次の月もなんとかなりそうだし実際バーとかで知り合いも増えたしなんとかなるよーって話です。
そしてこの文章を来月笑って読めてることを願ってます。
ありがとうございました。
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