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「貯金の目的がない人」のモチベ上げには○○を利用すればいい

こんにちは。2022年の目標は年間黒字120万円!のちょろきちです。

この目標額はどのように設定したかというと、去年(2021年)が110万円の黒字だったため、今年はそれを上回る額を目指そうと思い、単純に10万円を上乗せしました。言うのは簡単ですが、月割りで1万円弱を上乗せすることになるので、しっかり計画を立てて取り組まなければなりません。

基本的な目標の立て方は2通りしかない

計画を立てたり、ゴールを設定したりといったトピックは、この時期盛り上がりますね。ゴール設定についてはたくさんのメソッドがありますが、大別するとトップダウン方式でいくか、ボトムアップ方式でいくかの2つになります。

トップダウン方式では、まず大きな目標をどーんと設定して、それに向かって具体的なプランを練ります。1年で〇万円!という目標額を定めたら、そのためにボーナスからいくら、月々いくらの貯蓄が必要…とブレイクダウンしていきます。引越しや結婚などのライフイベントが控えていて、そのための目標貯蓄額があるという方もこちらに当てはまります。ストイックな方、理想主義者の方に向いています。

ボトムアップ方式は、まず現状を見つめなおすところから始めます。月々どのくらい、ボーナスからはどのくらい貯蓄に回せるか等の現状分析ができたら、年間〇万円貯めよう、もしくは××年までに貯蓄額◎◎円を目指そう!などとゴールを設定します。大きな理想を掲げると挫折しやすいマイペースさん、堅実にコツコツというリアリストにはこちらが向いています。

他人まかせの目標額でいいじゃない、という提案

しかしながら、これまでお金が貯まらなかった、貯金をしてこなかったという方には恐らく上記を読んでもぴんと来ないかと思います。なぜなら貯金ができない、しない人の大半はそもそも貯金の目的がない、または心から貯金が必要だとは思っていない人だからです。私もそうでした。笑

確かに急に何かあると困るし、そんな時に資産があればきっと助かる。貯金はいいことだ。そう頭ではわかっていても、お金を使うことで得られる楽しいこと、嬉しいことは目の前にはっきり見えている。だから結局、お金を使うことのメリットが貯蓄のメリットを上回ってしまう…。

あるいは反対に、自粛生活で使いみちがなくなってお金は貯まっているけれど、漫然としていてなんとなく張り合いがない、何でもいいから目標がほしいという方もいらっしゃるかもしれませんね(うらやましいです!)。

そんなタイプにおすすめしたいのが、統計を利用してみるという方法です。

同じくらいの年収・年代の人はどのくらい貯めているんだろう? そう気になったことはありませんか?

こちらは年ごとに集計されているお金の世論調査です。リンク先は単身世帯ですが、2人以上同居世帯のデータもサイト内から探すことができます。

リンク先のエクセルファイルをダウンロードすると、年収ごとや年代ごとにクロス集計されたお金の統計を見ることができます。

たとえば年収300万円以上~500万円未満の単身者の貯蓄額は…、

30代の平均は329万円、中央値は187万円
40代の平均は599万円、中央値は210万円

さらに分布をみると、同じ年収ゾーン(300~500万円)で30代だと1,000万円以上の貯蓄で上位10%、40代では1,500万円以上で上位10%に入るのがわかります。

もちろん、よそはよそ、うちはうち! と思うのも自由です。ですが、目標設定に悩んでいる方、何となく目標を決めても毎年達成できないという方はこれらのデータを活用して、「今年中にせめて同年代の中央値を目指すぞ!」「35歳までに上位10%に入るぞ!」などと考えてみても面白いと思います。

私も年間目標とは別に、統計ベースであとどのくらい足りないか、いつまでに達成できそうかをメモしています。コツは一番近い目標だけでなく、先々の分もメモしておくこと。「このままのペースだとここまで行けそう」がわかるので、中だるみ防止にもなりますよ。

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Scrapboxに作成したメモ

今回は目標設定についての記事でした。

次回は年間目標額を達成するための具体的なブレイクダウン方法について、去年の実績をまじえながら書くつもりです。→書きました!

よろしければ上記もあわせて読んでいただけると嬉しいです!

サポートありがとうございます。本など学びのために使わせていただき、良い記事を書くことで皆さまへ還元していきたいと思います!