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【スイス旅行】鉄道で損をしないチケットの買い方 ②Saver Day Pass編
①で紹介したswiss falf fare cardに続き、今回はSaver Day Passを紹介します。
1日乗車券であるSaver Day Pass。空港からアルプスの目的地などの長距離を移動する際、早割で買っておいた方がお得になる場合が多いチケットです。
1.チケットの種類
スイスで移動をする際は主にこちらのカードを事前購入します
①Swiss half fare card ※半額カード
②Saver Day Pass ※1日乗車券
このnoteでは②の1日乗車券であるセーバーデイパスの買い方・使い方を紹介します。
2.Saver Day Pass(1日乗車券)
鉄道だけでなくバス・船を含むそこそこの移動手段が1日乗り放題となるものです。ただしブリエンツ・ロートホルン鉄道などの観光列車では使えません。空港からホテルまでの移動など、一般的な鉄道で使う際に購入します。どの交通機関で使用できないのかは後述します。
●購入方法
セーバーデイパスはスイス鉄道(SBB)で購入しますが、まずSwissPassのサイトでアカウントを作成します。登録名はパスポートと同じ記載にしておきます。(現地での身分証明がパスポートであるため)
登録後、スイス鉄道(SBB)のサイトよりSwissPassにログインします。SwissPassのアカウントがスイス鉄道(SBB)で使えるのです。(SBBのアプリで購入する方法は後述)
下記がスイス鉄道(SBB)公式サイト、対象日時を指定して購入ができます。
価格はハーフフェアカードを所持していれば、40CHFほど。早期購入で割引となります。特に土日は値段が上がる傾向にあるので早めに購入が必要です。
[注意点]
Swiss Half fare cardを所持してる場合は価格が『Reduced price with the Half Fare Travelcard』、所持してない場合は『Full price without the Half Fare travelcard』の価格で購入しなければなりません。
2nd classと1st classは大差ないけど、空いてるのは確実に1st。
![](https://assets.st-note.com/img/1706188238344-ZAbjqqjPeV.jpg?width=800)
●アプリのインストール
上記で購入後。スイス鉄道(SBB)のアプリをインストール、SwissPassのアカウントでログインを行います。
![](https://assets.st-note.com/img/1693820410730-p3pdX3503x.jpg?width=800)
ログインをすると、Valid ticketsの項目に先ほど購入した『Saver Day Pass』が表示されます。
注)画像はハーフフェアカードのもの
![](https://assets.st-note.com/img/1693820634364-654iIpKq8e.png?width=800)
また、アプリにて直接購入する方法も下記2通りあります。
①アプリのshop&serviceから購入
②乗車予定の区間を選択して購入
①の購入方法はアプリ右から2番目のタブより日付を指定して購入します。
![](https://assets.st-note.com/img/1693821249427-oWRZdAPWkA.jpg?width=800)
②は通常のチケット購入方法と同様で、一番左のタブより乗車区間と日付を指定します。画像はチューリッヒ空港からミューレンまでの乗車指定した場合で、チケット購入画面に『Saver Day Pass』が表示されてます。
通常は『Point-to-Point Ticket』が片道切符なのですが、この場合はSaver Day Passの方がお得となっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1693821309016-vn3aNR8E23.jpg?width=800)
指定する区間によっては『Saver Day Pass』が表示されない場合があります(例チューリッヒ空港からシルトホルン)。これはチューリッヒ空港からミューレンまでが一日乗車券の対象交通機関なのに対して、ミューレンからシルトホルンは超高額な特別ロープウェイでの移動で対象外となるためです。その場合は1日乗車券とロープウェイチケットを別に購入することになります。
●1日乗車券の有効区間
1日乗車券の対象区間は上記アプリでの確認の他に、下記よりPDFをDLして確認できます。
ざっくりいうと、PDFで実線で記載されてる路線は1日乗車券の対象区間で点線となってるものは対象区間外。(画像の通り、InterlakenからGrindelwaldは実線なので対象区間。GrindelwaldからFirstは点線なので対象外)
![](https://assets.st-note.com/img/1707580165135-yrPhKxhIcC.jpg?width=800)
船の乗船にも使えるので、天気が良ければ乗りましょう。※ブリエンツ湖は超綺麗!
●使い方
スイスの鉄道は改札がありません。
ケーブルカーなどは入場時にチケットを読み取られますが、鉄道では職員の方が巡回し確認しに来ます。訳の分からないドイツ語で話かけられる場合もありますが、漏れなくチケットの所持確認なので、アプリでチケットのQRコードを提示できるようにスマホを充電しておきましょう。
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