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同業他社のチラシ

ポストの中には、投函された郵送物が見えるタイプのものがあります。

例えば、トンネル型で入口と出口が蓋になっているポスト等です。蓋を開ければ投函されたものが確認出来ます。このタイプ以外にも、ポスティング時に中身が見える郵便受けが結構あります。

さて、もし自分がポスティングする時に、同業他社のチラシが既に入っているのが見えてしまったらどうしますか?

〈選択肢〉
①そのチラシを抜き取って自社のチラシを入れる
②自社のチラシは入れない
③自社のチラシも入れる

①そのチラシを抜き取って自社のチラシを入れる
『無し』ですね。これはよろしくないです。こういった業者も稀にいるようです。

②自社のチラシは入れない
反響を得る可能性が少ないので、コストをかけて作成したチラシがムダになる可能性が高いし、配ればポスティングスタッフに対して単価報酬を支払わなければならなくなるので、コスト面の観点から、この選択は『有り』です。

③自社のチラシも入れる
知名度向上や競合との比較、差別化をアピールできる可能性を秘めており、反響に繋がる可能性がゼロではないことから、この選択も『有り』です。

さて、私はどうしているかというと、契約時に依頼元へ事前に確認して対応しています。この種のチラシがよく自宅のポストに入ってくるので、被ることがあり得ると思い事前に確認しておきました。

結論としては、もし同業他社のチラシを確認した場合でも配布して欲しいということで『③自社のチラシも入れる』という対応をしています。

依頼元の社長は、私が依頼を受けた配布エリアは新規開拓エリアで、全く様子が分からないので、既に他社が参入していたとしても、チラシを配布することで会社の認知度が高まる効果を期待して様子を見たいということと、相見積もりでも何でも問い合わせに漕ぎ着ければビジネスチャンスになるということで、是非配ってほしいとのことでした。

②と③の選択は会社によって判断が分かれるところだろうと思います。自分で判断するより、契約先の意向に沿う形でポスティングするのが得策だと感じました。

たとえ同種類のチラシが入っていても「同じようなチラシが2枚入ってるじゃないか、ポイっ」ではなく、いつか役立つ日のために何となくでも比較検討をしていただけると幸いです。