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人は見かけによらない話

ポスティングしている時は、基本的に人に会うことなくポストに投函して終わりになります。しかし、数十件か数百件に1〜2回、ポストの近くで住人の方と鉢合わせになることがあります。

そんな時は、一応「チラシを入れても大丈夫ですか?」と声をかけてからポストに投函若しくは手渡しをしています。

このようなやり取りはポスティングをしていれば日常茶飯事。

ただその中で感じているのが、人は見かけによらないということです。

とても穏やかで優しそうなおばあちゃんに「チラシを入れても大丈夫ですか?」と聞くとバッサリと断られたり、ポストを指差して「入れとけ」と言わんばかりの無言の素っ気ない対応。 

逆に、声を掛けづらそうな職人系の格好をしたちょいワルな出で立ちの方に「ポストにチラシを入れても大丈夫ですか?」と聞いたら、「いいですよ、ありがとうございます。ご苦労さまです」とか「そのまま貰いますよ」なんて爽やかな切り返しを受けたり。

私が若い頃は、優しそうな人は物腰柔らかいし、怖そうな人、見たヤバそうな人はやっぱりそれなりの対応をされた気がします。内面は分かりませんでしたが、その人の見た目で期待を裏切られることはほとんどありませんでした。もちろんギャップのある人はいましたけどね。

今は見た目ではよく分からないですね。外見で不良少年少女みたいなのもほとんど見かけないですし、真面目そうな人が不真面目だったり、一見ヤバそうな人がしっかり者や人格者だったり、実際に接してみないと分かりづらい世の中になりました。

ですので対面する機会があった時は、見た目に関わらず誰とでも同じような心構えで接するようにしています。

本業では直接お客さんと接したりする機会が無いので、副業でこういった立場で個々の人々と触れ合うことは貴重な経験となっています。