天才になるのなんか簡単

11月になってから、自炊＆お弁当を始めました。
今までも全くやってなかったわけじゃないんだけど、お弁当まで作るのは本当にいつぶりだろうか。ほとんど覚えてない。4年くらい前には一時期してた気がする。

家事の中で料理はいちばん好きだけど、洗い物がいちばん苦手。なので「今日はしんどいし…」「疲れたし…」「他にやりたいことあるし…」「まだ洗い物溜まってるし…」ってフェードアウトしていく。

でも今回は本当にちゃんと習慣化したいというか、ちゃんと月の食費の予算を決めてその中でやりくりしていく訓練をしていきたいので「#ふらみんちゃんは今日も天才」というタグをつけて記録することにしてみたのでした。タグを付けた理由は、単純にあとから振り返りやすくしたかっただけなんだけど。最初の1週間は続くと思ってなかったからタグもなにもなかったんだけど。

長いこと、自分の作った料理が美味しいことだけが誇れることだった。

前職では時間も余裕もなくて料理なんてたまにしか作れなかったけど、それがびっくりするほどめちゃくちゃうまい。

もともと食べることが好きだし、あんまり好き嫌いないし、庶民的な舌なので外でなに食べてもだいたい美味しい美味しいって食べるけど、だからってこんなに毎回美味しいごはん作れる？　失敗もせずに？？　もしかして天才？？
と思いついったーに「自分の料理がめっちゃうまい天才」って書くようになったら、周りのお友達も「さすが天才」「天才すぎる」って褒めてくれるようになった。

なので料理を作るたび「今日も自分の作ったごはんがうまい」「料理の才能に満ち溢れている」「また今日も天才の証明をしてしまった」とかいうようになったので、自炊の記録も「ふらみんちゃんは今日も天才」なのでした。

別にいいじゃん、天才の肩書でお金もらうわけでもないし。
これでわたしが「天才美少女料理家」という肩書で人様からお金をいただくとなるとそれは違うぞってなるけれど、自分で自分の作ったごはんを食べて

「美味しすぎる…この料理を作った人は天才に違いない……一体誰が…あっ！　わたしだった！　すご〜〜い！　天才〜〜！！」

って脳内でひとり芝居してるぶんには誰にも迷惑かけないわけだし。

なんでもいいと思います。
今まで虫歯になったことないとか、初めて行く場所でも狙った時間ぴったりに到着できるとか、〆切を破らないとか、毎月決めた金額の貯金ができるとか、やること先にやってからやりたいことができるとか、早寝早起きできるとか。
わたしは全部めっちゃがんばらないとできないことだから、がんばらなくてもできる人はみんな天才です。
みんなもっとお手軽に簡単に天才を名乗っていくといいのになと思います。自分で自分を「天才だー！！」って褒めることくらい自由だから。

最後にちょっと余談だけど、料理が苦手って人はとにかく専門家のレシピをきちんと守って作ることから始めるといいです。

Quugle

↑のQuugleはクックパッドとかそういう素人のレシピをほとんど遮断したレシピ検索ができるめちゃくちゃ有能なサイト。
やっぱ「料理研究家」の人たちは当たり前だけどそれを仕事にごはん食べてるわけだから、素人の簡単お手軽レシピより味がはっきりして美味しいです。

あとわたしは瀬尾幸子さんのレシピ本が好きで5冊くらい持ってる。下ごしらえして保存するってこういうことなのか～という学びがあった。

参考までの余談でした。