天皇賞秋①

澄んだ空気の向こう側にくっきりと浮かぶ富士山の稜線をふと眺めていると、涼しさよりも寒さを感じるような季節となりました。

秋も深まった10月の最終週に行われるのは、伝統と格式の中距離王決定戦、天皇賞です。先週の菊花賞は本命がちがち決着ではなかったものの中程度の荒れ具合で、結構な荒れ具合を期待してた自分としては少しもったいない感じとなりました。また秋のG1シーズンが終わってから振り返りをすることになりますが、まずはそれまで今タームのテーマ「投機を意識した予想」を追求していきたいと思います。

まずは前回同様基本情報から整理します

天皇賞秋
-東京芝2000m
-3歳馬が古馬と初対戦
-実力通りの決着になりやすいコース形態から近年では有力馬が多く参戦する

ポイントは、実力通りの決着になりやすい一方で力量差が明らかになっていない馬同士が比較的多いことです。特に3歳馬は古馬とは対戦がないことから世代全体を見た比較をする必要がありますし、特に今回は古馬同士でも海外で結果を収めている馬同士での直接対決が少ないため比較が難しいという点もあります。なので、過去のレース結果から観察できる実力差は本物なのか、(実力通りの決着になりやすいコース形態ながらこのコースが向く馬・向かない馬がいるので)本来的に実力のある馬はこのコースで実力が発揮できるのか、このレースに向かうまでの過程で不安な点はないのかなど馬同士の比較をできる要素を中心に、そしてそれらの情報がどれくらいの粒度でオッズに反映されそうなのか、という点を考えることがポイントです。

なので今週は、有力と思われている馬に関して一つ一つポジティブな情報とネガティブな情報を洗い出して、その後買いたい馬を決めていく、というやり方で備忘録を残していきたいと思います。

今週末は実際に競馬場に行って観戦をすることになっているので今大枠をこの時間に作っていますが、実際の馬の取捨まではやる時間は今はないのでそれらは明日やります。どうするかこれから考えたいと思います。

ほなまた(吉井監督リスペクト

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