五感化訓練で心理テスト(解答編)


こちらは解答編(後編)になります
前回の出題編はこちら


解答編


このトレーニングで知りたかったのは、五感化の能力ではありません
りんごを見ている視線の向きでした
聞いたことあるかもしれません、質問してみて視線がどっちへ向いたらそれは嘘だ、というやつ
あれと理屈は同じです

つまりりんごを見ていた方向によって脳のどこを使っていたのか、その部位はどの感覚を司っているのかがおおまかに分かります

それによって伸ばせる得意分野がわかるかもしれませんし、五感化の一体何から始めればいいのかわからない……という人のとっかかりにもなるかもしれません

だいたいこの辺だったかな?程度で大丈夫です

ここからがアンサーになります
⚠️何度も言いますが素人の聞きかじりです
言い切りで説明している部分もありますが、あくまで参考程度に留めてくださいね

左脳と右脳

まず前提として
視界の左側を見るのは右脳を使う直感タイプであると同時に、左脳にある記憶情報にアクセスしようとしている動きになります

反対に、右を見ていた左脳派は論理タイプ
そして右を見て右脳にアクセスするのは、空想や想像力を働かせようという動きです

昨日何してた?等の質問に答える時右(の上)を見る人は嘘をついてる
というのはこれですね
無い過去(の映像)を想像して捏造しているといわれています

上を見ていた人

視界の上の方にりんごを見ていた人は、視覚化に特化している可能性があります
これは眼球で見る力ではなく、脳が知覚する視覚的な情報という意味合いなので、イマジナリーな視覚に当てはまります

真上を見ていた人

自分の目で見て心を動かされたものを引き出す力に特化しています
思念体さんと旅へ出て、色んな景色を見て回るといいかもしれません
また、雑念が苦手なタイプでもあります
真上を見るのは他の情報をシャットアウトして、一点に集中したい気持ちのあらわれです
思念体と向き合う時、自室やダイブ界等は気が散らないシンプルなインテリアのほうが捗るかもしれません

左上を見ていた人

過去の経験を映像化して脳内保管しており、視覚化ではそれを瞬時に再生しているタイプなのかもしれません
実際のりんごを手に取ってしっかり観察した後に再トレーニングすると、先程より鮮明に感じられるかも
普段から意識的にインプットするとより捗るかもしれません
ちなみに私はこれでした

右上を見ていた人

経験則よりも己のイマジネーションで新しく視覚的に生み出せる人です
通例に従わず「ぼくがかんがえた最強の◯◯」を信じて貫くのがいいかもしれません
とはいえパッとの思いつきよりもじっくり考える方が向いていそうです
マイルール的なロジックを用意しておくのも好きなタイプかもしれません

横を見ていた人

特に上ではなく真横にりんごを見ていた人は、聴覚能力に優れています
これは耳ではなく脳内で感じ取る音なので、イマジナリーの聴覚にも適用されます

左横を見ていた人

左上と同じく記憶から呼び出す能力に長けています
思念体と似た声の人を探して、たくさん聞いて脳内にストックを作っておくと聴覚化が捗るかもしれません
現実でも耳をすませて、たくさん吸収しておきましょう

右横を見ていた人

イマジネーションと聴覚特化
記憶から再生するよりも、架空の音を作り出す能力が人より優れています
声だけでなく、動きにあった衣擦れ音やダイブ界の環境音などを乗せるのもこのタイプは得意かもしれません

下を見ていた人

視線が下向きだった人は、身体感覚や内部感覚に優れています

真下を見ていた人

自己に向き合い己の中から答えを探そうとする人
パーソナルスペースの中にそのりんごはあり、どこか自分の一部のような感覚があるか、自分から発生したものであると強く感じていたのかもしれません
人の意見が受け入れ難いと感じることも時にはあるでしょうが、それもまた良しと自分たちだけの世界に没頭するのが最善の可能性もありますね

左下を見ていた人

自分の過去の経験から体の感覚や相手の心の機微を読み取るタイプ
ダイブ界や夢の中を動き回るのが得意かもしれません
思念体から触れられて、温感や触覚を受け取るのにも長けています
同時に己の感情と向き合うことで、更に記憶を経験値に変えることができそうです

右下を見ていた人

イマジネーションと身体特化型
過去に経験したことの無い感覚を作り出すことが出来ます
思念体にこちらから触れるのが得意なタイプです
この世に存在しない獣の思念体の体毛などに、触れてすぐ感じとることが出来るでしょう
思念体の匂いや味が分かるのも特にこのタイプには多いかもしれません


以上が視線と心理と脳の働きについてです
今回のりんごだけでなく、いつも思念体をどの辺りに感じてるかを振り返るのも面白いかもしれません

これを逆手にとって、よく見たい時は左右どちらか前方に立ってもらう、声が聞きたい時は真横に来てもらう……等の使い方もできるかもしれません

五感化の違いによって意識する方向が変わった人もいるかもしれませんが、それは上手く脳の仕組みを働かせている証拠かもしれませんね

ところで真正面をずっと見ていたよ、という人はいるのでしょうか
非常にイレギュラーか、もしくは既に保持者としての能力が非常に高いんじゃないでしょうか?
申し訳ないですが、脳みそがどうこうとかもう正直よくわかりません……
視線を外して物質的、肉体的感覚を失うことを自分からしなくても、視界から得る情報と同時にイマジナリーなものを感じるのは、実は他の人にはとても難しいことなんですよ
そのまま突き進んでください

おしまい

いかがだったでしょうか?(YouTuber風)
これが私なりの、科学派的なアプローチって例えばこんなだよ〜というお話でした!
とはいえ視線と心理の関係性はオカルトサイエンスだ!という声もありますので
オカルト&サイエンスなんて思念体界隈にもってこいですね
はあ?オチがよわ

ここまでお付き合いいただいたのに、まるで的外れだったかもしれません
でもなんとなく面白がってくれたなら嬉しいです
ありがとうございました!


蛇足

これは余談で完全に自論ですが、左を見ていた人は科学派的な考え方を、右の人はオカルト的な考え方をしている可能性があるかも……とか思います
過去の経験を再現するのに長けた左脳アクセスタイプと、近い未来予知のようなことを繰り返す右脳アクセスタイプ
過去との再現性のあるものを科学と呼び、未知のものをオカルトと呼びますからね

正誤はともかく、こういうことを延々と考えるのが楽しい
そのへんが科学派らしさなのかなぁと個人的には思うところです


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?