Twitter騒動

Twitterイーロン・マスクが買収して現在改革が現在進行中。少し考えたことを書きたいと思います。

私は、2009年にアカウント作ってからTwitterというサービスのファンです。「意識的な発信情報」だけではなく、雑多な心情の吐露に触れられるサービスに興奮したのを覚えています。自分は、映画と漫画のアカウントをもっていてそこでの同好の士とのやりとりも本当に楽しめています。

イーロンマスクのTwitter買収

Elon Maskは、Twitterを6兆円で買収しました。現時点で大きな人員削減をやり、Twitter上では昨日、大量解雇でシステムが運用できない(毎日手動で運用しているのだろうか?)「Twitterはおわり」のようなつぶやきも増えました。アカウント消します!宣言をする人も。

僕は、Twitterの改善が無事なされると予想しています。

買収を取りやめた理由は、ニュースを読む限り、「Botが多すぎて正しいユーザーの数字が出せない」等が理由ということでしたが、表に出てくる発表は「意図的に表に出したもの」です。イーロン・マスクが、Twitter買収を一度取りやめた時、交渉か時間稼ぎかなと思いました。というのはTwitterという巨大な自然言語でやりとりが飛び交うプラットフォームの利用可能性は大いにありそれに価値を見出しているのであれば、Botの排除などはテクニカルな課題で自分でやれば良いことだからです。

その後、半年経って買収した時、私は特に驚きはありませんでした。
私はこの半年の時間は、TwitterのDDを綿密に行い、再生プランをつくるための時間であったと考えています。この半年間に十分なシナリオ検証、協力者やコア技術者の確保はしているはず。システムについてもある程度抑えているはずです。

その後、もとの値段よりも高い金額でマスクはTwitterを買収しています。「Twitterから訴えられるので買収に応じた」というような記事もありましたが、訴えられるからといって、トラッシュな企業にに6兆円もの買収をするでしょうか?私は、完全に自信のある再生プランをもっていたのではないかと考えています。

Twitterのシステム

 サッカーワールドカップ時に落ちるのではないかと言われています。落ちるかもしれません。しかしおそらく、それで?といったところではないかと思います。

 Twitterは(一部有料が導入されたものの)多くのユーザーにとっては有料サービスですらなく、金融決裁サービスや、ロケットや自動運転の制御のようなサービスではありません。バルスで一時的にサービスが中断したとしても、それはイコール巨大な賠償に至ったり、サービスが崩壊することを意味しません。

ロケットや自動運転電気自動車のような分野で、すでに効率的なエンジニアリングで突出した結果を出しているマスク氏のエンジニアリングプロセスの改善はおそらく成功するのではないかと思っています。(突然解雇するようなやり方や、悪ノリが、良いかどうかとはまったく別の話として。

そういえばTwitterの創業者のDorceyが、Elonらにリプする形で今日こんなツイートをしていました。

「Twitterを特別にしているのはその後ろにある企業ではなく、使う人々だ。そこに集中するべきだよ。」

イーロンマスクのTwitterはその方向に向かっているように思います。
すぐに、ドラマチックな改善結果が出てきそうです。

以下2022年11月20日加筆:Twitterアーキテクチャー


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