小岩井泰成

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佐潟って知ってる?(現状編)

こんにちは! タカノとホソカワです! 私たちは佐潟の現状について調査してきました。佐潟は様々な生物が多く冬には白鳥がやってきます。 私たちが調査してきてわかったことをご紹介していきます! 佐潟およびその周辺には、これまで150種以上の鳥類が確認されています。そのうちの半数近くが水鳥で、特にガンカモ類、シキチドリ類、サギ類などが多く生息しています。またハクチョウ類などの大型の水鳥も多く生息しており、佐潟は渡り鳥の飛来地として重要な湿地であることになります。 佐潟を歩いてい

    • 佐潟って知ってる?(魅力編)

       佐潟の魅力は何と言っても大きな池です。この池は、水質は湧き水という部類で、形式年代が異なる砂丘間の谷地に水が溜まってできたものです。周りの自然、奥にある山が綺麗でインスタ映えする写真をたくさん撮ることができます。  この池には数々の生き物が存在しており、一般的にコイやフナ、ウナギや雷魚といった珍しい魚まで存在していると言われています。まだまだ確認されていないだけで珍しい魚が存在するかも…?気になる方は是非捕まえにいってください。ただ、自由なルアー釣りが禁止となり、釣り券を買

      • 佐潟って知ってる?(歴史編)

         佐潟と呼ばれるまでの形が形成されたのは、1300年ほど前から現在に近い形ができていたと考えられていて、砂丘と砂丘の中に湧水が溜まったことなどによって湿地の生態系が形成されたとされています。 砂丘の上には縄文・弥生時代の石器や、平安時代の遺跡が潟を取り囲むように点在しているほか、土錘(どすい)と呼ばれる網の重りが大量に見つかっている遺跡もあることから、潟の周囲はすでに当時から佐潟が漁場として利用されていて、水辺と深く関わりのある生活の場であったと考えられます。その後、明治時代

        • 佐潟って知ってる?

           みなさんは新潟市西区にある「佐潟」をご存じでしょうか。県内に住んでいる私たち編集者でも、近くにある大学に入学して大学生活に余裕ができ、大学の周りを散策したりするうちにその存在を知りました。大学生活初期に佐潟を一度訪れて以来、特に佐潟を気にかけることはありませんでした。しかし、今回「新潟を取材する」の企画で何を題材にするか考えたときに、思いついたのが佐潟でした。  調査の目的としては、あまり知られていない佐潟の、魅力や歴史、現状を調べ取材し、広く認知してもらうことです。 基

        佐潟って知ってる?(現状編)