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10月に読んだ本

マインドトーク

LGBTQ+、ジェンダー・ギャップ、家族、友達、パートナー、職場の人間関係、メンタルヘルス…あなたは今、何に悩んでいますか?

これは本の表紙、帯に書いてある言葉です。

最も個人的なことは、最も一般的なことである。
What is most personal is most general.

続いてこちらは、表紙をめくって1ページ目に書いてある言葉。

いま少し読み直してみたのだけど、この本は人間関係の悩みやSNS疲れを感じたときに読むとよさそうです。感想をまとめるのは、むずかしい。


すべて忘れてしまうから

ひとことで言うと、常温。

実用書のようにお役立ち情報が書いてあるわけでもなく、小説のように読んでいて大きく感情が動くこともない。

だけどその「常温」が心地いい。2日間、わたしの通勤時間や寢るまえの時間をおだやかなものにしてくれました。


やりたいことをやるために、好きなものを好きだと言うために僕らは生まれてきたんだ。

数年前によくブログを読んでいた、坂爪圭吾さんの本。

「怒りは、悲しみを内包している」

本じゃなくてブログに書いてあったものなんだけど、この一文が今でも忘れられません。


ピクサー流 創造するちから

『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『ニモ』などを作ってきたピクサーの、「アイデアの育て方」や「創造的組織づくり」が語られている本です。

わたしは翻訳された本を読むのがすこし苦手なのですが、この本は不思議と疲れていても読めました。


#ズボラPhotoshop

わたしのタイムラインで流行っていて、気になったので購入。

Photoshop最近あんまり触っていないので、この機会にいろいろいじってみたいなあ。


愛と家族を探して

法律婚ではない契約を取り交わして結婚生活を送る夫婦。
恋愛関係にはないが、同性パートナーシップ制度を利用して「家族」になることを検討中の女性二人。
「家庭が欲しい」と精子バンクを利用して子供を産んだXジェンダーの当事者。
母の呼びかけで集まった多くの人たちによる共同保育で育った子ども。

上記の方々に、著者の佐々木ののかさんがインタビューをした本です。

「家族って何なんだろう」と考えました。読めてよかったです、想像力の幅が広がったような気がします。


ライオンのおやつ

すごく久しぶりに小説を読みました。

小説っていいですね。「自分に変えられないものを受け入れて、1日1日を大切に生きよう」と思いました。


読みたいことを、書けばいい。

「タイトルの通り、以上!」と言いたい。

今まで読んだ「文章術」についての本のなかで、いちばん面白かったです(いちばん笑いました)。


パン屋ではおにぎりを売れ

正直、こういうタイトルは、わたし好きじゃないんです。さらに内容も覚えていないです。だけど、「よかった本」だった記憶があります。機会があったらまた読んでみたい。


自分の薬をつくる

「マインドトーク」に書いてあった、「最も個人的なことは、最も一般的なことである」と同じことが書いてあります。

「悩みって人に言えないから悩むんだけど、人に言ってみたら他の人も同じようことで悩んでいることが多くて、それってもう悩みじゃないんじゃない?」みたいなことです。

「自分の薬」=「自分の日課」。毎日の習慣が、あなたやわたしを形作っていると思っているから、共感して読めました。


がんばらなくても死なない

わたしの周りの、がんばってる人たちに読んでほしい。

みんな毎日がんばっててえらいなあ、って思う。がんばらなきゃな時はある。同じように、がんばらなくていい時も、きっとある。

頑張らないように、がんばる。

っていう言葉がすきです。


「分かりやすい表現」の技術

デザインに携わる人、文章を書く人におすすめです。

詳しいことはnoteに書いたので、こちらをご覧ください!


ブランディング・ファースト

デザイン = 課題解決
ブランディング = 経営戦略

この2つについての論証が長く綴られています。

これはデザイナー(ブランディングに携わる人)ではなくて、経営者に向けて書かれた本なのかなと思いました。読んでいて、「それはそうですよね…」っていう気持ちになりました。


コーチングの基本

まだ読んでいる途中なのですが、メモることがいっぱいです。10月に初めてデザイナーの後輩ができて、週1で1on1をしています。

学んだことを意識して、1on1に活かしていきたい。


ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。

10月に読んだ本のなかで、ベスト3の中の1冊です。


いい本は、いい問いをくれる。

生きるとは、「ありたい自分を選ぶこと」

この本は、「どんな風にありたい?」という問いをくれました。


アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話

Mr.Children、ゆず、松任谷由実さんなどのCDジャケットや広告を手がけるアートディレクターの森本千絵さん。

この本は、森本さんが「仕事のなかで大切にしてきたこと」を中心に書かれている。いいアイデアは、「たくさん考えて、考え尽くした先のふとした瞬間に訪れるもの」だそう。

ここぞという時に、しっかり考え尽くせるわたしでいたいな、と思う。


ちひろさん

ふらりと街にやってきた、元風俗嬢のちひろさん。お弁当屋さんで働くようになって、気づいたらみんなの人気者。

詩羽のいる街」の、詩羽みたいだなと思った。

kindle unlimitedで2巻まで無料で読んだのだけど、読んでいて心地よかったので、3巻以降もたのしみたい。



葬送のフリーレン

勇者が魔王を倒した、そのあとが描かれている物語。こういう話って、今までありそうでなかった気がする。

諸行無常。

すべてのものは、変わりゆく。だけど世界が変わり、人が死んでも、変わらない想いもある。

フリーレンの旅路から、わたしはこのことを感じました。


リストランテ・パラディーゾ

紳士なおじさんがカッコいい漫画です。

オノ・ナツメさん描く絵がとっても魅力的。すきです。


デザインのネタ帳

同じ依頼&素材で、4人のデザイナーがそれぞれの得意分野を活かしてデザインをする、デザインレイアウトの本。

デザインって、答えがひとつじゃないからむずかしい。
デザインって、答えがひとつじゃないから面白い。

どう捉えるかは、わたし次第だ。少しずつ引き出しが増えて、デザインの面白さを感じられるようになってきた、今日このごろです。



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毎週火曜日は【本よまナイト】

2年前の11月から、毎週火曜日の夜に本を読む集いをしています。私は常連のひとりです。

コロナになってからは、オンラインで同じ時間に本を読み、読んだ本の紹介や、本の感想をTwitterでシェアしあっています。

もし興味をもっていただけたら、Twitterをフォローして、火曜日の夜に「#本よまナイト」をつけてツイートしてくれたら、うれしいです。


11月も、本よまナイト〜!


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