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センスを磨き、才能を発動させる

センスや才能って、先天的なもので、一部の人だけが持っているものだと思っていました。

だけどどうやら、そうでもないみたいです。

「わたし、デザインのセンスないからな」と思っていた、デザイン学びはじめの私が、「センスは知識や経験の積み重ねで磨かれるものなんだ」と気づけたのは、水野学さんのおかげ。

水野学さんの著書「センスは知識からはじまる」には、タイトルの通り、知識をつけることで、センスを磨けることが書かれています。

そもそも、“センス” とは何なのでしょうか。

美しいものを選ぶ感覚」なのではないかと思います。たとえば、「その服センスいいね」というのは、「その美しい服を選ぶ感覚いいね」と置き換えられそうです。

デザインの文脈で言えば、「(センスとは)課題を解決するために、美しいものを選ぶ感覚」ということです。


才能も、一部の人が先天的に持っているものではなく、すべての人が持っています。

オリンピックでメダルを取ったり、絵画や音楽、芸術の分野で活躍することは、一部の人にしかできないでしょう。ですが、誰しも得意なこと——努力せずについついできちゃうこと——があるはずです。

みんなの才能研究所(みんラボ)」では、「感情・思考・行動の繰り返しパターンで、目標達成の役に立つもの」が才能だと定義されています。言い換えると、「仕事や人生に役立つ、ついついできちゃうこと」です。

たとえば私の才能は、こちら。

・話の意図を汲み取る(文章のコンテキストを読み取る)力
・早寝早起き
・心身ともに健やかでご機嫌でいること
・笑顔で話を聴くこと
・物事をこつこつ続けること

小さい頃からできていたこともあれば、大人になって身につけたものもあります。

才能を扱う上で大切なのは、自分の才能を自覚し、発動条件を満たすこと。私の「早寝早起き」の才能でいえば、寝る前にパソコンやスマホをずっと見ていると早く寝れなかったり、起きてからやる楽しみなことがないと早起きできなかったりします。

多くの才能は、いつでもどこでも発動できるわけではありません。なので、「才能を発動できる条件を整えること」も大切です。


ということで2022年は、「センスを磨くこと、才能を発動すること」をテーマにしていこうと思います。





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