2021年9月に読んだ本
1. 仕事のアンラーニング -働き方を学びほぐす
・「自分の得意な形」に逃げない
・「ネットワーク思考、顧客思考、能動的な働き方、大我」がキーワード
・「この仕事の進め方より、もっとよい方法はないか?」を問う
自分のことをメタ認知するのって難しい。
だからこそ、「いつもと同じやり方をしていないか?」と自問して、仕事のやり方を見直すことを習慣にできたらいいなと思います。
2. 働く大人のための「学び」の教科書
原理原則
背伸び、振り返り、つながり
行動
1. タフな仕事に挑戦
2. 本を1トン読む
3. 人から学び
4. 越境する
5. フィードバックをとりにいく、
6. 場づくり
7. 教えてみる
3. 一流の頭脳
心拍数が上がる有酸素運動は脳にいい
っていうのを色んな角度から書いてある本です。
集中力が上がったり、老化を防いだり、ストレスを減らしたり、するらしい。
読んでから、仕事のあいまに近くのコンビニに行くとき、ジョギングするようにしてみました。ちょっとスッキリしていいかも。
4. 人の話を聴く技術 対話で心をケアするスペシャリスト《精神対話士》
日常会話には、「意味情報」と「感情情報」の二種類のメッセージが込められている
「伝えたいこと(情報+感情)」を、相手が言葉にして話たとき。わたしはどこまで聞けているのだろうか。
注意して聴くのと、なんとなく聞くことのあいだにあるグラデーション。より聴くために大切なのは、自分を手放すことなのかもしれない。
知識、思考、感情、価値観、あり方。
わたしは私を構成する様々なフィルターを通して話をきいている。
全部を手放すことはできないけど。相手と相手が話すことに、いつもより少し関心を寄せて、こころの重心を乗せてみれば。
言葉になっていないメッセージを受け取れる気がする。
5. 手の倫理
【一人の中にある無限】
人と人のあいだにある多様性ではなくて、一人の人の中にある多様性
「目の前にいるこの人には、必ず自分には見えていない側面がある」という前提で人と接する必要がある
「さわる」と「ふれる」の違い。
さわる(ふれる)は、対象との距離が0(ゼロ)なのではなく、マイナス。
だという話がおもしろかったです。
「さわる」は物質的で、「ふれる」は精神的。さわるは情報を受け取るもので、ふれるは心で感じるもの、かな。
「距離がマイナス」は、ふれることで対象の表面だけでなく、内部の情報を受け取れる(感じられる)ということです。
6. 「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考
興味のタネ、探求の根、表現の花。
アートに対する向き合い方が変わる1冊でした。
ブルーピリオドで、主人公の八虎が、「この絵のどこがいいんだ?」「ピカソって何で評価されているんだ?」と悩んでいたところと重なるところもあって。
読んでスッキリ、というより、読むことで「結局、アートって何なんだろう?」という問いが生まれてもやもやするような印象。いい意味で!
7. 何でそれに決めたの? ビジネスから日常まで、迷ったときのファイナンス思考
決断までの五つのステップ
1. 課題・ゴール設定…「あるべき姿」をしっかりイメージする
2. 情報収集…選択肢をつくるための情報を集める
3. 選択肢の設定…選択肢を用意する
4. 評価・決断…各選択肢の価値を評価し、決断する
5. フィードバック…振り返りをする
「認知バイアス」についての説明が、わかりやすくてよかったです。
8. 「顧客消滅」時代のマーケティング ファンから始まる「売れるしくみ」の作り方
(ビジュアルでまとめてみました)
9. 文章の鬼100則
書きたいことは書かない
「読みやすい」は、正義
「短いこと」は、いいことだ
論理で納得させ、感情で動かす
アリストテレスの説得の三原則(ロゴス、パトス、エトス)
読みやすくて、わかりやすくて。
ライティングで気をつけるポイントを確認できてよかったです。
10. 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方
その分野のプロとして知識や技術を身につけつつ、初心やお客様目線を忘れないこと。
思い浮かんだ妄想を小さくやってみる
11. 組織も人も変わることができる! なぜ部下とうまくいかないのか 「自他変革」の発達心理学
12. わけるとつなぐ これ以上シンプルにできない「論理思考」の講義
【印象に残っていること】
「ちゃんと考える(わかる)」とは、
・曖昧なものを「分ける」こと
・目的に向かって問いを立て結論まで「繋げる」こと
2つの分け方
「足し算的な分解」と「かけ算的な分解」
13. そもそも「論理的に考える」ってどうすればできるの?: コミュニケーション能力が格段に上がる本!
こちらの本では、「論理的に考える」ときに、「表を書いて考える」ことが提案されています。
論理的に考えられなくて困っている主人公と、数学を専攻している大学院生の会話ですすむ物語。
身近な場面で活かせる、「論理的に考えるヒント」をもらいました。
14. 世界で活躍する脳科学者が教える! 世界で通用する人がいつもやっていること
・自分が好きなことと得意なことを貫く
・儀式(ルーティン)で集中力を高める
・私を主語にするアサーション
・ヤーキーズ・ドッドソンの法則 =パフォーマンスとストレスの関係
・「やらないこと」を決める
が印象に残っています。
1時間くらいでササッと読めました。
15. Humankind 希望の歴史 下 人類が善き未来をつくるための18章
相手のことを知らないから、怖かったり不安になったりする。
曖昧な世界を受け入れるために大切なのは、多様な属性の人と交流すること。
違うことを恐れずに、小さな一歩を踏み出してみれば。自分と違うと思っていた人にも、同じところがたくさんあって。
同じ人間なんだ、と思えるのだと信じている。
16. コウペンちゃんとまなぶ世界の名画
読もうと思ったのは、始めの一歩として、アートに触れたかったから。
コウペンちゃん可愛くてすき。
17. 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか
とてもいい本でした。
この本を読んで変わったのは、フィードバックや意見を伝えるときに、「認知バイアスの影響を受けていないか?」と自分に問いかけるようになったこと。
「相手の状況や考えには、必ず見えていない側面がある」ことを前提にコミュニケーションしていきたいです。
18. 超図解・新しいマーケティング入門~“生活者"の価値を創り出す「博報堂の流儀」~
SWOT, 3C, STP, 4P。
マーケティングフレームワークの、全体像をざっくり確認するのによい本でした!
19. 15歳から学ぶお金の教養 先生、お金持ちになるにはどうしたらいいですか?
価値は自分が決めるもの、価格は他人が決めるもの
投資とは、現在の資産を投下することで、将来的により大きな資産を得ようとすること
成功とは良いと思うものを得ること、幸福とは得るものを良いと思うこと
他人と過去については変えられないけど、自分の未来のことについては変えられる
20. 苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」
ひさしぶりに読みました。
キャリアにおける強みを、TCLの3つに分けているのがこの本の特徴。
わたしだったらこんな感じです。
Think|70…どうしたらより良くなるかを考えるのがすき
Communication|60…こまめに丁寧にコミュニケーションを取るのがすき
Leadership|50…変わるために働きかけるのがすき
21. 売れる会社のすごい仕組み~明日から使えるマーケティング戦略
戦略BASiCS
Battlefield(戦場・競合)…どこで誰と戦っているのか
Asset(独自資源)…強み・差別化が長期的に競合にマネできない理由は何か?
Strength(強み・差別化)…お客様が競合でなく、自社(自社商品)を選ぶ理由は何か?
Customer(顧客ターゲット)…自社商品と相思相愛の関係になれる顧客はどんな人か?
Selling message(メッセージ)…以上をまとめ、実行計画を統括する言葉は何か?
このnoteに書いた、「ドリルを売るには穴を売れ」の続編です。
「一貫性と具体性」が大事、と書いてあったのをよく覚えています。
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