見出し画像

10月の学習状況⇒司法試験道場への入門

9月下旬に自分の学習方法に迷いが出たため、各予備校のガイダンス動画を聴講して、本来進むべき方向性はどこにあるのか、再考しました。

2018年頃からアガルート受講を検討し始め、実際に受講し始めたのは2020年。異動になり、コロナ担当を任されるようになると、仕事優先から全く講義を聴くこともできなくなりました。ようやく今年度に再開したものの、学習を進めるうちに気づいた違和感がありました。アガルートの良さは内容がかなり整理されている点にあると自分は考え受講を決めました。そのような整理されたものを使えば、自分のアタマも整理されると思っていました。整理されているから、そのなかのものをスムーズに取り出せるようになるのではないかと思っていました。しかし、アタマのなかの整理自体は、自分自身でやらなきゃ意味がない。自分で整理できているから、自分の力で出すことができる。

そして、その「出す」訓練を積み重ねる(アウトプット)ことが不可欠になると思いますが、一問一答という便利な材料に魅せられて、その暗記に走ってしまいました。
初めから暗記すべきことだけを覚えようとしても意味がない、と講師の皆さんが口々に言っている意味をようやく理解できました。

一問一答に理解を集約させ、その暗記に力を注いでいましたが、論文の出題形式に対し、実際に使っていかなければ、あっという間に覚えた内容は錆びていく。また、覚えていない自分に対して嫌悪感を抱く。この数年、ずっとこんなことの繰り返しでした。

そもそも、ある制度、ある判例の意味を正確に理解しているか。この点に自信をもって「YES!」と言えない自分もいました。要は「わかっていない」のです。わからないまま、むりやり覚えこもうとして、覚えられたことで「できた!」と思い、だから「わかった!」と思い込もうとしていた点がありました。でも結局は本当の意味ではわかっていないので、少し捻るともうついていけなくなる。それではダメだ。

いままで短答試験にも合格できなかったのも、結局、確実なものとして身についていなかったから。確実な力がついていれば、どんな状況であっても、力を出せるはず。

いまの講義を聴いていて、合格できる!と自分自身に宣言できないことがわかったので、しばらく自分のことを振り返りながら、今後のことを考えました。

結果、BEXAの司法試験道場に入門しようと決意しました。

吉野先生の「講義内で受講生と一緒に考える」ような講義の進め方は、自分に合うような気がしました。普段の仕事での自分自身が、吉野先生と同じように、部下に問いかけながら、考えさせながら育てているので、波長が近いと感じました。またBEXA推奨の「アジャイル学習」もやりやすいと思いました。

以上が9月末から考えていたことの概要です。いまは「司法試験道場」の聴講を進めています。

最近、タロット占いをしました。いまの自分は「エモーショナル」な選択は控えるべき、とのアドバイスをもらいました。そのため、新たな選択のときを迎えない方がいいのかな、と少し躊躇しました。

これまでの学習方法を継続することと一新してやりなおすことの、どちらの方がよりエモーショナルか?

この問いを自分のなかで熟成させ、思考を繰り返しました。
もちろん、長時間検討を重ねた内容を一時の焦りで破棄してしまう方がエモーショナルでは?との認識も抱きました。
しかし「合格できる自分」を創造できないのであれば、どのように「合格できる自分」を創り上げていくことができるか。このことを考える自分はクリティカルではあれ、エモーショナルではないと実感しました。

そして「自分の人生」そのものを大切にする!

一度きりの人生、挑戦をしていくことを選んで進もう!そのような決意をすることができました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?