モズラー家で考えるベーシックインカム

モズラーの名刺の寓話にのっかってベーシックインカム布教

モズラーの名刺をベーシックインカム風味に考えてみます。
一応私の提案するるEGP(エデュケーション・ギャランティー・プログラム)も絡めます。

基本ルール
子供たちは衣食住の提供を受けるためにはモズラーの名刺が必要
衣食住に必用な名刺は基本的に無条件で毎月支給される(BI)
必用な家事を受け持つと名刺を受け取る事が出来る(公共事業)

勉強をすると名刺を受け取る事ができる(EGP)
名刺は衣食住以外にもさまざまな特典との交換に使用可能

元のモズラーの名刺の寓話の権力と罰則の話が変化していく、トークンに価値を持たせるのは特典でもあるのです。
家に住まわせないと言う罰則にしても、与えている特典を取り上げるとも言えるわけですね。

このルールで運用された場合と元のルールで運用された場合はどちらのルールで運用された家族が繁栄するでしょうか?
私は圧倒的にBI+EGP型の名刺経済を回した家族だと思います。

お手伝いしないと名刺がもらえない、名刺がないと家を追い出される。
その状態ではお手伝いする事がなくなれば困ります。
私が子どもならなるべくお手伝いすることがなくならない様に、家事の効率化は行いません。むしろ手伝いが必要な場面が増える様にわざと不便にするかもしれない、これはJGPの持つ問題とも絡んできます。
必用な仕事ではなく仕事自身を作り出す動機が生まれてしまいます。

その点、BI型モズラーの名刺では衣食住に必要な名刺は無差別に給付され、必用な仕事は公共事業としてモズラーから発注されしっかりとした名刺の報酬を受け取れます。そして必用な仕事がないなら勉強しますよね。
無駄に仕事を作る必要もなく家事はより効率化され、子供たちも賢くなり、モズラー家もどんどん繁栄していく事でしょう。

考え方ひとつでモズラーの名刺はBIの話にもなるってお話です。





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