見出し画像

辞書活用法ガイダンス(2024年改訂版無料公開分)

※2024年4月の新年度向けの改訂版です。

高校を中心に30数年英語を教えてきて感じるのは、リスニングであれ、読解であれ「語義」の適切・的確な理解が生命線だということです。その部分がしっかりしていないと、スピーキングもライティングも聞き手、読み手に大きな負荷をかけることになるのです。

にもかかわらず、高校段階の英語学習の多くの局面で、辞書はその機能をフルに発揮できていないようにも感じています。

ということで、新年度に向けて辞書のガイダンスを今年も改訂しましたので、そのはじめの部分を無料公開します。

高校生であれば、やはり、私の授業の中で実際の「テクスト=ことば」を前にしたやり取りをしてもらうのが一番ですが、大学合格(&入学)が決まり、「それなりの英語力を身に付けたので英語学習に一段落」と思っている大学生こそ、この触りの部分を読むだけでも新たな発見やヒントがあるのではないかと思います。

指導者(またはそのレベル以上の英語力の方)であれば、この記事を読んで「それはもうとっくに分かっていて、実践している」ということも多いでしょう。悪しからず、とだけお断りしておきます。 

 では、以下、無料公開分のファイルです。A4で22頁強に増量しています。
2022年に改訂となった『ジーニアス英和辞典(第6版)』(大修館書店)での紙と活字の版と、アプリ辞書での使用上の注意点や、アプリ辞書利用での注意点なども加えています。

近年、急速に進化を遂げている「物書堂」さんのアプリ辞書に関しては、その活用法のうち、用例検索とブックマークについて詳しく取り上げています。ここに書き切れない、さらに有益な活用法は、オンラインセミナーで実演しながら提供していますので、ご検討下さい。


ここから先は

0字

これまでに公開していた「辞書を使いこなすには?」関連の記事をまとめています。 「辞書活用法ガイダンス」(アプリ辞書活用法) 「辞書活用法」…

個々のnoteがお気に召しましたら、サポートをよろしくお願いします。今後とも優良な有料記事の発信を心がけます!