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#53 悔しさをエネルギーに分厚い肉でも焼きたい


・どんなに平常心を保とうが穏やかに過ごそうが、延々と泉のように湧き出る悔しさ。泉?そんな清らかなものじゃない。血だよ。血!わかる!?血!(手のひらを見せながら)
勉強のできなさと理解力の乏しさに絶望しながらなんとかしがみつきたい一心でここ1ヶ月は過ごしている。しんどい。器用な人間が心底羨ましい。うまくやろうとしてる自分もなんかムカつく。

・まあでも何だかんだ楽しいからなんとかやれているのだな。あと周りの人たちとの些細なやりとりがあるおかげで穏やかな精神状態を保てている。ほっとする。本当に有難い。と、同時に独学でこれをやっている人たちは本当にすごいな。尊敬する。

・働いていた本屋で毎週土曜にふらっと現れては幾多のジャンルの参考書を吟味していたのっぽの兄さんをふと思い出す。去年の暮れに別の本屋で彼を見かけたときは心の中で「いらっしゃいませ〜」と言ってみた。私も客側なのだが…。この地域は私が働いていた本屋を含め大きめの書店がふたつあるので、兄さんみたく双方を行ったり来たりする人が多いのだ。回遊魚みたいで面白いな。

・貴様のために生きてるんじゃねえぞと思うことが増えたのは私が精神的に自立しつつあるのか単に我儘になってきたのか、どちらかはまだわからないけれど、私にとって喜ばしいことなのは感覚的にわかる。

・ものすごい勢いで牛乳を1リットル飲み干す夢をみた。シンクでパックを濯いでいるところがやけにリアルだった。1リットル飲んだ後に「もう一本いけるんちゃうかな。まあ今日金曜日だしいっか」と謎の理由でもう1リットルいこうとしているのが夢らしくてわけわからないが、「金曜日だしいっか」の感覚はなんとなくわかる。結局のところ、ほぼ個体状態の飲むヨーグルトを取り出して飲んでいた。乳製品が好きなんだね。

・「なんか面白いことないかなー」が口癖の友人から「なんか面白いことないかなー」とLINEが来た。私からすればその子の人生はかなり面白いと思うのだが、本人は平凡過ぎてつまらないらしい。ある時、彼女に好きな人ができた。恋は盲目猪突猛進いけいけどんどんタイプの彼女は、とんでもなく輝いていた。相手への想いが日に日に増していき、幸せオーラいっぱいの彼女。楽しそうで良いなーと思っていたのも束の間、急に「病みモード」に入りこんでしまった。こうなると彼女はとまらない。早朝4時にLINEで病みに病みまくった蛇もびっくりの長文を相手に送りつけ、見事に嫌われてしまうのだった。「まだ付き合ってもいないのに〜!」と泣く彼女だが、切り替えのスピードも凄まじく速かった。「この日を教訓として生きていきたいんだけど、なんかいい方法ない?」と言うので、LINEの表示名を「早朝クレイジー」に変えてやった。

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