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花を育てること・人を育てること

 教育関係者なら、一度は耳にしたことがある言葉だと思います。植物を育てることができる人は、人を育てることができる。教員になったばかりの頃は、何を言っているのかさっぱり分かりませんでした。花を育てること?簡単じゃーん!毎日水やればいいんでしょ?くらいにしか思っていませんでした。(恥ずかしながら、本気でそう思ってました)

 しかし、実際に観葉植物を育ててみて、その難しさが分かるようになりました。何故か分かりませんが、毎日水やりをしているのに、葉っぱがどんどん茶色になってきて、終いには、幹が腐れてしまいました。あんなに固い植物の幹が、つまんで潰せるほどに柔らかくなり、異臭もすごかったです。しかも、義理のおじさんからもらった物だったので、「この事実は決して知られてはならない」と思い、急いで隠蔽工作しようと、似たような観葉植物を新調しようと県内のお店を回りました。

 ところがどっこい、探しても探しても似たような物がない!笑 10店舗以上回りましたが、見つかりませんでした。結局、先輩がやっている農園にお願いして、ようやくゲットする事ができました。

 前回の教訓をもとに、水やりは適度にやっていたつもりでしたが、またまた腐ってしまいました。涙
しばらく植物を育てるのはやめようと思った経験でした。この経験から分かった事が2つ。

①植物は言葉を発さないため、日々の観察で「いつもと
 ちがう」所がないか気づくしか、変調を見抜く手立て
 がないので、人を育てるよりも難しいと思った。
②植物も人間と同じで、一つとして同じものはないとい
 うこと。

今は子育て&ペットの世話で、目まぐるしい毎日ですが、落ち着いた頃にリベンジしたいと思います。

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