訪問診療所の開業時には需要あり!

こんにちは。私は医療・介護・福祉の営業支援をしておりますtmotoと申します。

実は、今日、訪問歯科クリニックを開業したばかりの事務長さんとお会いしてきました。そこは既に歯科診療所を2院も経営しており(すごいですね!)、数カ月前より訪問診療を開始したようです。

そこでは、現在、某大手の有料老人ホームを中心に訪問を実施しておりますが、コロナの影響もあり訪問回数を控えるよう言われているようです。

と言っても、歯の健康はご老人にとってとても大切なので、控えるといっても要望があればいきますし、月二回は経営的にも実施したいところだとおもいます。

まったく知らない方はご存じないかと思いますが、通常私たちが通っているクリニックというのは、基本的には自身で歩いて、または車や電車、バスにのって通院しますよね?

しかし、訪問診療の定義とは、”自ら通院できない方”になるのです。

ですから、訪問診療とは、自ら通院ができない方の自宅や施設に医師と看護師、または歯科衛生士が訪問し、そこで治療をするという移動販売みたいなものです。

実はtmotoですが、以前、訪問診療クリニックの営業支援をした際、後々気づいたのですが、かなりブラックな診療所を支援していたことがあります。(支援して1カ月後に発覚したのですぐに解約申し出ましたが・・・)

そこでは、元気な外国籍の方、生活保護の方など、要は保護者のような存在がいない方への診療が大半だったのです。

これは、決して外国籍や生活保護の方が悪いとか言っているわけではなく、つまり、自身で通院できる方を訪問診療の対象としていたのですね。

なぜそれが分かったか??なんて質問が飛んできそうです。

私は支援に入る際、必ず自分の目でみて、使ってみて、これならきっと役に立つサービス、商品だろうと確信したものしか支援しないのです。

某訪問診療クリニックでは、どうしても都合が合わず、契約後のかつ1カ月後しか現場に入る機会がなかったのです。

ひどいもんでした・・

そこはデイサービスや居宅介護支援事業所など併用しており、経営者は医者ではないのです。

ですから、皆さんのご想像通り、医師も雇われ院長です。

院長先生はとてもいい人でした。患者さんへの対応、話し方など好かれるだろう方でした。

しかし、医師を送迎する方は、サングラスにスカジャン、でっぷりとした体形に車の中の喫煙。。

これは完全にアウトです。

私は先生に問いました。

tmoto:「なぜあの外国籍の患者さんはお元気なのに訪問診療なのですか?」

院長先生:「わからないんだよね~・・」


これはかなり特殊なケースなのでしょうかね? さすがに初めての体験でした。医療サービスの提供だからといって、すべてが安全ではありません。

いろいろな医師がおり、いろいろな在宅サービスがあります。ちょっとでも違和感を感じたのであれば、迷わす地域包括支援センターや、担当のケアマネージャーに相談するといいでしょう。

それではまた次回!