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学童バイト

今回の部員日記は、環境情報学部4年の高橋友南が担当させていただきます。

突然ですが、皆さんはどんなバイトをしていますか。
私は元々飲食店のバイトをしていたのですが、7月に閉店することになったので友人の紹介で6月の後半から『学童』のバイトをしています。

学童のバイトは子どもと遊んで見守るだけでいいから楽だなと思っていましたが、全然楽ではありませんでした。
毎日、心身共に疲労困憊です。
仕事内容は覚えてしまえば簡単ですが、子ども達との関わり方が一番大変です。しかし大変な分、学ぶことも多いです。
そこで、1ヶ月半学童のバイトをして学んだことを書きたいと思います。

①コミュニケーション能力
子どもなので話を聞くことが苦手な子が多く、大人しく聞ける子はごく一部です。また、長時間話を聞くことも苦手なので、簡潔に分かりやすく話すことが大切になってきます。
私は話すことが苦手なのですぐにはできず、試行錯誤を繰り返しながら少しずつできるようになってきました。
さらに、「なんで?なんで?」攻撃にも対応できるようになってきました。
子どもは純粋なので、疑問に思ったことはすぐに聞いてきます。今まで当たり前にやってきたこともなんで?と質問されると私自身もなんでだろう。と考えるようになりました。
一般的な当たり前も子どもにとっては当たり前ではない為、話す前に自分自身になんでだろうと自問自答するようになりました。

②視野を広く持つ能力
喧嘩やいたずらをしていないか一人で遊んでいる子がいないかなど常に周りを意識して行動しています。
また、他人の子どもを預かっている身として怪我をしてからでは遅いので、落ちているオモチャに躓いて転んだり、危ない遊びや遊具の使い方をしていなか等も細部に渡って注意を払うようにしています。
子どもはかまってほしくて沢山話しかけてきたり一緒に遊ぼうと誘ってくれるのですが、周りを見なければいけないこともあり、数人の子どもを相手しながら周りを見る力が徐々についてきた気がします。

③子供との接し方
当たり前ですが、一人ひとり性格や家庭環境も異なっています。
その為、その子どもに合った対応をすることが非常に大切です。
例えば、子どもは元気なので部屋の中でも走り回ります。危ないからと何度注意しても走るのを辞めない子は沢山いますし、逆に注意すればするほど面白がって更に走り回る子もいます。
そこで注意して終わりではなく、手押し相撲に誘いました。
これだけ走るのを辞めないのは元気が有り余っており、オモチャで遊んだり絵を描くことが好きではないと予想してそのように対応をとりました。
手押し相撲なら足を動かさないし、走る元気は目の前の大人を押すことに注げます。
そして何より盛り上がります!
上記の内容は一例ですが、このように一人ひとりの特徴や性格を把握し、その子にあった対応をすることを心掛けています。

まとめ
学童で学んだことは、大人との付き合いにも活かせることばかりです。
子どもは純粋な分、場合によっては大人を相手するより楽な時は楽だと思います。
私自身、子どもと関わる仕事は正直苦手ですが子ども達から学ぶことも多い為、今後自分の子どもを持つ時や、これから社会人となり後輩が出来たときなどにも、この経験を活かせるように、誠心誠意をもって接していきたいと思います。

そんなに子供が好きではない私でも働ける為、子供好きの方はぜひ一緒に働きましょう。

長く拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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