ExcelValley製パッチケーブルのレビュー
ExcelValleyのモジュラーシンセ用パッチケーブルを購入したので、レビューします。
ExcelValleyは中国深圳市の会社で、Amazonにも出品しているので、パッチケーブルを探したことがある人は見覚えがあると思います。
自社のウェブストアもありますが、AliExpressにもストアーがあり、後者で買うのが割安なようだったので、今回はこちらから購入しました。
このメーカの良いところは、カラーと長さの組み合わせが多いことです。私は、同じ長さのパッチケーブルは同じカラーで揃えているのですが、手持ちのケーブルとカラーや長さが同じものは中々見つからないか、あっても高いので、助かります。
今回は評価のために、45 cm (17.72 inch) 5パック1色(Yellow)を購入しました。
配送無料で¥1,692でした(2023年9月時点)。オーダー翌日には発送され、7日後に到着しました。
プラグの径は8.2mmとスリムで、ジャックの間隔が密な最近のモジュールでも問題なくパッチングできます。
１本を犠牲にして内部を確認しました。シールドケーブルではなく２芯ケーブルが使われています。
ExcelValley社の製品説明には、"Outstanding signal reliability, with 26-gauge stranded wire conductors and nickel-plated connectors."とあり、導体の太さは26 AWGのようです。
導体は７本のより線です。本当に26AWGかどうかは、手持ちのノギスの精度では確認できないですが、所有する26AWGケーブルの見た目と比較して、おおよそ同等であるようです。
プラグの内部です。プラグを無理にねじったので赤い線が断線しました。ルーペで確認しましたが、７本の導体は全てハンダ付けされていました。
実際に使用してみて、他社製ケーブルとの差は特に感じません。
他社製ケーブルのAWGについてはあまり情報がないですが、例として、AD INFINITUMのケーブルは26AWGであることが、同社のウェブサイトで確認できます。
この記事がパッチケーブル購入の際に参考になれば幸いです。
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v1.0 : 2023/10/05 公開
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