生きててよかった
重めなタイトルをつけてしまったあああ。
だけど今の気持ちをひとことで表すとこれだったんです。
長くなると思います。この気持ちに至るまでをゆっくり振り返り。
Raise your Flag の合宿 ワークショップづくり
11月28,29日にRaise your Flag の合宿がありました。
(Raise your Flag ってなーにってひとは下のリンクから見てみてね。Twitter,Instagramのアカウントもあるよん。)
はじめましてのペアの子とつくったワークショップのテーマは「ジェンダーについて」。SDGs関連のワークショップつくりたいねって話から、ジェンダーについてだったら私たちが伝えたい思いがそれぞれあるってことでこのテーマになりました。
でもテーマを決めてからが難しかった!
最近は昔よりジェンダーについての知識が広まったり、理解が深まってきている一方で、無意識のうちに 男 と 女 っていう性別の概念に囚われた言動がまだまだあると思うのです。
例えば私の場合。私は小さいころから男の子の友達は多いほうだったけど、高校生・浪人生をしてたときあたりに「なんでそんな男好きなの」って直接的にも遠回しにも言われることがありました。んんん悲しかった!ほかにも男の子と仲良くしてたら、「好きなの?彼氏なの?」って聞かれたり。ただ仲良しなだけなんだけどなあ、、女の子の友達と話してただけじゃそんなこと言われないんだけどなあってちょっとモヤモヤ。
でも私自身、異性の友人が多い人を見ると「あのひと異性の友達多いんだな」って思っちゃうこともあるし、「もしや好きな人があのなかに!?」って無意識に友人関係に恋愛を絡めて考えちゃうこともあるし。めちゃくちゃ矛盾してるな自分って思うのです。
これは一例にしかすぎないけど、こんなふうに無意識にジェンダーの概念に囚われてることあるんじゃない?それに気づいて、ちょっとずつ変えていけたらもっとみんなハッピーじゃない?ってことを伝えたかったワークショップ。どうやったらこの無意識に気づいてもらえるかな~どうやったらそれぞれのジェンダーへの向き合い方を考えてもらえるかな~って悩みに悩んで(合宿前日は5時間越えのミーティングしたし、本番前日は夜中1時過ぎまでワークショップつくってた)
インプロ(即興劇)+ディスカッション
のワークショップができあがりました。ワークショップの詳細はここでは書きません。無理です。書ききれません。ごめんなさああああい。
Raise your Flag の合宿 ワークショップを終えて
終わったときの手応えは、、
よくやった私たち!!
ってめっちゃ自分たちをほめてあげたかった!
小さなミスはあったけど、私たちがこだわった設計に関してはかなり狙い通りで、伝えたいことを伝えられたし、みんなに考えてもらいたかったジェンダーについてもうまく問いまでもっていけたと思います。
そして何より、自分たちらしさを出せた!!私がちょっと明るめのテンションでいくパートを担当して、ペアの子は落ち着いた話の持っていきかたができる子だったから、だんだんと問いが深くなるディスカッション部分を担当して。私たちがジェンダーについて普段から考えていることがあったから、それもうまくワークショップに入れ込んで。この2人でしか完成させられなかったものができたなって感じました。やったーーーーー!!
私の思うファシリテーター
3か月のRaise your Flag オンライン講座、合宿を通して感じたファシリテーターに大切なことは
ひとを輝かせるために自分の旗を掲げること
です。
自分の考えをgiveする、問いを投げる、体験をしてもらう、いろんなワークショップのかたちがあるけど、それを受けた人たちはきっとそれぞれがパワーアップしてるんです。
ファシリテーターについてのワークショップを受けて、合宿への気持ちが高まって、よっしゃいくぞーって気持ちになりました。受容環境についてのワークショップを受けて、これ自分のサークルにも応用できるのでは!!って新しい引き出しをもらいました。ヨガのワークショップを受けて新しい世界への扉が開かれました。インプロのワークショップを受けて、インプロを楽しめている自分に出会えました。
どれも個性が出ていて、ファシリテーターの過去だったり、想いだったり、らしさがあってこそのワークショップでした。そしてそれを体験した私は、なにか新しい気づきを手に入れて、自分と向き合って、少し成長していると思うのです。
私たちがつくったワークショップも、私たちがつくったからこそ伝えられるものがあった。考えてもらえることがあった。
自分を掲げることで、ひとが輝くためのお手伝いができる。
やっぱり言語化って難しいなあ。でも伝わってほしい。私にとってのファシリテーターってこれかなと思います。
私いなくても
ちょっと話は変わって、私の大学生活について。最近、コロナの影響で遅れていた大学の寮へようやく入れたんですけど、私が車の免許をとるために地元に帰らなくちゃいけなくて、寮生活のスタートが少し遅れたんです。そしたら見事に友達をつくるタイミングを逃してしまった、、、!!!
「一緒にご飯食べよ~」「お部屋行ってもいい?」
文字にすれば簡単なのに、すでにある程度の友人関係ができあがった状態の子たちにどうしてもこの言葉がかけられなくて、なかなかお友達ができません。いわゆる よっとも ばっかり。よっともすら少ない。私が少し勇気を出せば!ってのはわかっとるんやけどな、、わあああさみしい。
私がいてもいなくても、大学のひとたちの生活はなにひとつ変わらない。私ここにいる意味ある?
そしてもうひとつ寂しかったのはサークルのこと。サークルやめようと思ってる、っていう同級生の声をある時期からたくさん聞くようになりました。だからいま同じサークルで活動している子たちにとって居心地がよくて、素敵な居場所になるようなものをつくろう!と思って、たくさんたくさんサークルに向き合ったんです。でも抜ける子が多い現実は変わりませんでした。わあああさみしい。
無力だなあ。私いてもいなくてもなにも現実変わらないんじゃないの?
こうやって少しネガティブなこと考える時間が増えたんです。そしてネガティブな思考が始まるとそっちに引っ張られていってしまうんです。
わたしが死んだら、悲しんでくれるひとはいる気がする。
だけど、きっと少したてばわたしのこともみんな忘れてしまって
ああやっぱりいてもいなくても変わらないんだなって感じるんだろうなあ。
それならすっといなくなりたいなあ。
死にたい、って思ってるわけじゃないんです。そんな勇気もないし。
でもわたしがここにいる意味ってあるのかなあ。
たぶん始まりは「さみしい」って感情だけだったのに、いつのまにかここまで考えが広がっていっちゃいました。なにやってんだ!わたし!
生きててよかった
ネガティブモードに入る時間が増えていくなかで、12月15日にRaise your Flag の合宿に一緒に参加してたひとからLINEがきました。
「〇〇とのワークショップがきっかけでコラムが書けた!ほんまにありがとう🙇♀️ 考えさせられるワークショップでした~」
短い文章だったけど。
え、私がペアの子とつくったワークショップ、だれかの役にたっとるやん。
びっくりしました。急にぽん!って肩を叩かれて、あなた必要だよ!って言われた気がしたんです。
思わぬ方向から、わたしが居ていい理由、居たほうがいい理由をもらえたんです。
めっちゃ些細なことだけど、いまの私には本当に本当にうれしいことでした。
伝えたいことがあって、考えてもらいたいことがあって、たくさんの想いを込めてつくったもの。わたしにしか、わたしたちにしかできなかったもの。
それが誰かのためになったんだ。
わたしがわたしとして生きてる意味あるやん。ここにいる意味あったやん。
生きててよかったあああああ!!!!!
投げ出さないでよかったあああああ!!!!!
おわりに
たくさんのひとに支えてもらって生きてこれたのに、きっとわたしのことを見てくれているひとはたくさんいるはずなのに、たまにそれを忘れちゃうんですね。信じられなくなっちゃうんですね。
忘れないようにnoteに書きました。感謝を伝えたくてnoteに書きました。
苦手だけど、私のしたいことのひとつ、「言葉にして伝える」へ一歩踏み出そうと思ってnoteに書きました。
ひとが好きだからこそ、さみしさを感じることもあると思うけど
わたしのペースで
わたしなりのやり方で
大好きなひとたちに向き合って生きていきます。
ここまで読んでくれたひと、ありがとう。大好きだよーーーーーー!