見出し画像

【ココロの旅#36 】「タ-台湾」-ワタクシの人生「イロハ帳」


 こんにちは、台風一過とはいえ、まだまだ不安定な天候が続きそうです。皆さんはいかがお過ごしですか。夏の疲れや食中毒にも気を付けたい季節でもありますので、どうぞご自愛ください。

台湾
~もはや、故郷~

1)一般的意味

📖日本から飛行機で2-3時間ほどの距離にある九州ぐらいの大きさの島。日本人にも馴染み深く、とても人気のある"国"(日本とは正式な国交がないので、双方とも国としては認めていません)。「中華民国」が国際的な呼称とされていますが、最近はこんな動きも。

🐐「台湾行ったことある!大好き♥」という方も多いのではないでしょうか。そして、台湾の方も日本が大好き!災害時などの、双方の心のこもった励ましや援助に、つい、「国交って何?」と思ってしまいます。

2)ワタクシの旅

🧡心の拠り所:

初めて台湾に行ったのは、今からもう四半世紀も前です。それから、きちんと数えてはいないのですが、20数回は渡航していると思います。仕事と遊びの半々で。

数々の台湾旅行で、旅のノウハウや台湾の色々な地方とその魅力を知りました。
そして、何より、彼の地には、おじいさん・おばあさん、お父さん・お母さん、お兄さん・お姉さん、弟に妹(犬や猫も)、まるで「サザエさん」一家が、いつもワタクシを待っていてくれるという(笑)ような、そんな温かい気持ちを持っています。
入国時には「ただいまー!」とホッとした気持ちになり、帰国時には、ちょっと寂しさを覚えつつ「また来るね…」と、心で呟いてしまう。

一度でも台湾に行ったことのある方は、きっと似たような感覚を覚えたことがあるのではないでしょうか。

最初に訪れた当時の台湾は、経済成長の真っ只中。これから観光に力を入れていこうという頃だったので、今ほど観光客フレンドリーではなく、台北市内でもバイクが主役の、ややローカル感溢れる街でした(丁度MRT[地下鉄]が通り始めた頃でした)。

いつも感じていたのですが、台湾の方の「好客(ハオコー):客人に親切にすること」精神のおかげか、台湾では一度も嫌な思いをしたことがありません。
仕事上では、互いの利害が絡むと、すんなりといかなくても、志が同じく、ゴールが見えていると(コレ大事!)、途端に情熱を傾けてくれるという、とても人間味あふれる人々と多く出会いました。
ですので、しばしば日系企業がやりがちな「本音と建前」路線をゴリ押しすると、あからさまにNOと返されます(ある程度の「本音と建前」は許容してくれる)。
ところが、仕事を離れると、本当に心優しい人ばかりで、せっかく台湾に来ているのだから、と近郊の観光地によく連れて行ってくれました。それも、職場の仲間ではなく、必ずその方の家族や友人を交えた形(仕事とプライベートを明確に分ける人々)。時には、日本語を学んでいるから、といって来る人もいましたが、基本、家族と友人と遊びに行くというノリでした。なので、言葉が通じずコミュニケーションは身振り手振りなことも多いのですが(笑)、温かく楽しいひと時でした。

個人的な旅行でも、ごくまれに、現地で塩対応に遭い困ったこともあるのですが、そんな時も、なぜか、どこからか、
「あー、それな、こーしたらエエで。なんなら、コッチでやったろか?」
みたいな助っ人が現れる。
で、必ず言われるのが、
「一人旅なんか?そら、寂しいし、アカンで。」
本気で心配してくれる。で、
「知り合いに日本語勉強してる子がいるから、連絡しとくから訪ねたらエエで。」と、名刺を渡してくれる。で、
「あのなー、何や日本人いるんやけど、自分日本語でけるやん、面倒見たって。」と、その知り合いに連絡してくれ駅まで送ってもらい、次の街へー

という具合に、本当に、数珠つなぎに彼方此方を旅行しました。
台湾の皆さまのご厚意の船に乗って。
その節は本当にありがとうございました!感謝🙏。

🐐上記はあくまでも個人の体験・経験です。旅行先としての台湾の魅力については、たくさんの方が、書籍やブログ、ソーシャルメディアで発信していますので、どうぞそちらをご参考ください(笑)。

⛺自然のパワー:

全島がパワースポットではないかと思うほど、ヒトも「気」も良い台湾なのですが、パワーを秘めた豊かな自然がその理由かも…
特にこちらの二か所はオススメです。

・太魯閣渓谷(タロコ)

・阿里山(アリサン)

…以上です(笑)。

🐐台湾の東海岸をのんびりバス旅行したのも良い思い出です。ずーっとひたすら続く太平洋を眺めていると、大らかな気持ちになりました。


🤭もちろん、お楽しみは:

美味しいものがたくさんある台湾。近年、日本にも「台湾料理」やスイーツ・スナックのお店が増えました。そして、タピオカミルクティーも。
現地に行かれたら、あれもこれも...で、一日5食以上は必至です(笑)!

(ある日のワタクシの食事メモ:ご参考)
・朝食-豆漿、飯糰
・10時のおやつ-潤餅
・昼食-麺線
・3時のおやつ-紅豆花生湯芋圓
・夕食-水餃子
・食後のスイーツ-愛玉子
・夜更けのスナック(笑)-蚵仔煎

そして、皆さんが大好きな果物もたくさんありますね、フルーツ天国!(昭和臭い表現でスミマセン...)
皆さんのお好みは、マンゴー?ライチ?それともパパイヤ?

ワタクシの一押しは「レンブ(蓮霧)」です。サクッという食感に、シュワーとした甘み、そして、食後はスーッ。手のひらにコロンと乗る可愛さと齧ったときの清廉な感覚が好きなんです。

🐐台湾の精進料理、素食(スーシー)もオススメです。街中では比較的よく見かけますし、屋台でも「卍」マークのついたお店は素食仕様です。

3)おまけ

台風の被害を受けている方も多くいらっしゃる中で、こんなことを書くのも気が引けるのですが、台湾も台風にはずっと悩まされてきました。直撃すれば、九州ほどの大きさの本島や周辺の島々は大変なことになります。
台湾の仕事をしていた頃、台風シーズンには、よく台湾政府が「一斉休業/休校」を発令していました。しかも、影響の出る、遅くとも半日前には発令されるので、現地事務所から「午後から閉鎖です」というFAXやメールが入ってきました。
現地の事情をよく知らない頃は、
「イイなぁ、政府が休みをくれるなんて。それしても、台風ぐらいで休むなんて。」
と、正直思っていましたが、ここ数年の日本における台風被害を思うと、当時の台湾政府の対応は真っ当なものだったのだと理解できました。
それに、「休み」なだけで、家或いは施設などに避難してやり過ごすわけですから、レジャーではない。大規模なインフラ被害が出る地域もあり、今、日本で同様の台風被害のニュースを聞く度に、あの時の台湾、そして台湾の友人を案じた自分を思い出します。

<今日の美- In Taichung>

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?