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#117読書から旅する(14)

今回の本はこちら。

いつかは行きたい 一生に一度だけの旅
世界の聖地BEST500 ナショナルジオグラフィック社

ここ数年の旅行先の傾向がパワースポットなどの「聖地」になっている。

ただ、思い返せば、先日の大地震で大変な被害があった台湾花連の「タロコ国立公園」に10年以上前に行ったが、あちらも最強のパワースポットだった。渓谷の屈強な石からビシビシ、パワーが確かに伝わってきたことを、今も体感として覚えている。

さて、この本は、宗教的な聖地をはじめ、コミュニティは大切にしている祈りの場や伝統行事などが計500載っている。この本の存在を知ったのは、実はこちらの本からで、旅先500シリーズ(私の勝手な命名)のひとつ。

「聖地500」については、正直、読後にここに行きたい!という強い思いは起こらなかったが、別の角度から世界史を眺めるのに良い本だと思った。
人類の「進歩」や「発展」に、いかに宗教が関わってきたかを改めて認識、そしてそれは今も同様であることにハッとさせられる。

その「ハッ」を忘れないためにも、私はまた旅に出る。

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