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【鮮やかな日々#049】美術、アート

遅ればせながらこちらの本を読んだ、友人が良いと言っていたので。

世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」

美術がカミの手からヒトの手にもたらされた経緯が整理されて書かれてあるため、「好み」一辺倒で美術鑑賞をする私には、改めての学びが多かった。
(ビジネスパーソン向けの編集で読み易い)

美術の本質は、「見えないモノ」を観ることだと再認識、絵の前に暫く立つだけで、或いは、美術のある空間に身を置くだけで実に様々なモノ(現代風に言えば情報)に触れて、無意識のうちに思考などが影響を受けているのだろうと思う。

教会など宗教施設の「美術」は文盲の人々にも教えが分かるように創られたとされるが、私は、結果的には遍く人々の無意識に「何かが入り込む」のだろうと思っている。
その何かとは ♾️ ?

美術は投資(投機?)対象として熱い。
特に、『現代美術』の相場などは天井無い状態である。その辺の事情は↓こちらの映画に明るいが、まあ大変なことになっているようだ。

https://eiga.com/movie/91230/

最近、こちらの展覧会を観に行った。

その中で、こちらの作品の前でちょっと立ち止まってしまった。そばで作家ピエール・スーラージュのインタビュービデオが流れていたのだが、曰く(私なりの大雑把な意訳)「究極的に“色”は無い」であるからして「黒」だと。


へぇ、と改めて作品を眺めると、角度によってメッセージが異なるように思えた〔今日の生命〕の写真)。

究極的には ♾️、ということか。

〔今日の生命〕

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