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#196改めて能勢妙見山へお参り

先日実家に帰って、数年ぶりに能勢妙見山へお参りした。
今から10年程前、登山やハイキングにハマっていたことがあり、妙見山には時々登っていた。

今回はハイキングではなくお参りが目的だった…が、至極残念なことに、能勢妙見山へのケーブルカーが昨年末で閉業となり、初めて自家用車で行くことになった。

能勢妙見山は神仏混合の宗教施設であるだけでなくレジャー施設もあり、また、山頂で下界よりも気温が数度低いため、かつては、夏になると多くの人が訪れていた。
が、ケーブルカーの中止で気軽にアクセスできなくなった余波か、暑い土曜日というのに閑散としていた。
山頂までの、かなり勾配のきつい車道を通っての参拝や日中の気温が35度以上といわれる中でのハイキング客がどれほどいるのかと思うと、参道にあったお店の閉業も分かる気がする。

同時に聖地本来の静謐さが蘇ったのだとも感じた。
昔の人は山道を趣味や健康のためではなく、信仰のために真摯な心持ちの登山、いや登拝だったのだ。

これまでのハイキング客から、心に沁みる参拝ができたことに感謝している。

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