【素的視点から#049】改めての出会い

先週まで、連日の“夏日”に辟易していましたが、今週は一転、秋のど真ん中に至るという、ショートカットで頂点に至る、そんな感じですね。

慌ててコートを引っ張り出して着ていますが、それよりも心の準備がまだできておらず、つまり、秋という季節をちゃんと認識していない自分がいます。

というのも、このところ、仕事を含め、身辺が過去に経験したような事象が多く現れて、既視感、更には、昔とった杵柄が役立つ場面に多々出くわすのです。

過去と現在を行ったり来たりしながら、さて、未来をどう作るかーそんな事をグルグルと思考(試行？)しているうちに、「イマココ」の季節の味わいというものがどこかへ行ってしまった…

過去の経験というのは、既に自身の『図書館』に収蔵されていたのだと改めて感慨深く、今改めて手に取りページを捲ると、そこには知識や知恵があるのを見つけ、これらを「イマココ」でどう活用するか…

「イマココ」は間違いなく秋の景色の中なのですが、私は過去でもあり現在でもあり未来でもあり、出会っては手放し、またひょんな所で再会する…

とはいえ、ようやくの秋、今週末からちょっと郊外を足を伸ばそうと思っています、己れの図書館に、また、経験と知識知恵を。

＜今日の美＞