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#061読者から旅する⑥

今週読んだ本はこちら。

イヤなやつほど仕事ができる なぜルールに従わない人が成功するのか
フランチェスカ・ジーノ著 櫻井祐子訳

HBS教授による著書、原題はRebel Talent 「反逆力」とでもいうか。同調が好きな日本人にとって「反逆者(本文ではこう訳されている)」は「イヤなやつ」でしかないのだろうな。

私は仕事ができるかはさておき、ずっと、会社や組織で反逆者・イヤなやつをやっている。しかも、無意識というか無自覚に。
本著では反逆者の5つの特質に触れられているが、自身はほぼ当てはまる。読後、褒められたような気分になり、思わず、やったーと心で叫んだ。

自分が、天性の反逆者であることを自覚するまでは落ち込むこともあったが、が、必ずその反動で、より反逆度合いが高まり、突き抜けてしまうことも同時に体得してきた。

反逆的要素が組織及びビジネスの活性化やイノベーションにプラスということを、実験結果と共に書かれてある。
この本の後半には「反逆のリーダーシップ8原則」と題した章があるが、個人的には面白くなかった。
「5つの反逆者の特性をリーダーシップに活かそう!」の一文で充分だと思う。

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